すっかりセンセイ業に戻ったStellavoceの高島まきです。こんにちは。
オーケストラツアーが終わった翌日から、通常通りクラスも個人レッスンも再開しています。
(生徒の皆さん、2週間お待たせしてごめんなさい!)

というわけで、久々の英語発音ネタ。
個別の発音というより、いつも私が言ってるイントネーションとかリズムの話なんですが。

日本語は、多少の高低はあっても強弱というのは(基本的には)なく、それゆえ外国人が日本語を聞くととても平坦に聞こえるそうです。
逆も真なりで、ふつう日本人が英語を話すと、英語人の耳にはとても平坦に聞こえます。
リズムの揺れもないので、トツトツと。

で、私が生徒さんにいつもしつこく言ってるのが、

強弱も高低も、これでもかっ!ってくらい大げさに!です。

私もかつて、「ああ、ここまでハデにやらなきゃダメなのか」と気がついたターニングポイントがありました。自分では大げさにやってるつもりでも、実際は全然足りなかったんです。
まだの方は是非、ご自分の英語を録音して聞いてみてね。

さて。この平坦っぷりを脱出する一つの手として、

「文中、アクセントのあるところを声を2倍にして言ってみる」

というのがあります。

声を2倍と言われても、とお思いでしょうが、要はアクセントのあるところだけうんと大きく言ってみる、ってわけ。

例えばですね。
この例文、ちょっと読んでみて。
おヒマならぜひ録音してみてくださいな。

Scientists have discovered there are three times more stars in the sky than they had thought.

(科学者たちは、今まで思っていた数の3倍もの星があることを発見した。)
え、そうなの?……出典はこちら

では、アクセントつけるところを下線引いて太くするので(見えるかな?)、今度はその部分を「声を2倍にして」読んでみてください。

Scientists have discovered there are three times more stars in the sky than they had thought.

どうでした?

もちろんこれだけで全部が解決するわけじゃないのですが(例えばmoreのあしらいはこれではわからないし)、太字のところを強く言うだけで、相対的にその他の部分が軽く進むので、そうするとリズムの流れが出てくるの。

じゃあ知らない文が出てきたとき、どこを強くする?
あくまで「基本的には」レベルの話ですが、意味的に大事な語を拾う、そしてそのひとつひとつの単語の中でのアクセントの位置をバッチリ強調する。ってところですね。

ぜひお試しくださいませ~。



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