突然ですが、私は日焼けに弱いんです。割と簡単に痛痒くなってしまいます。じゃあすごく色白かというと、そうではないのが残念なところ(笑)。

留学中1年目、エジンバラに住んでいたときのこと。
近所の語学学校に来ていた日本人たちと友達になり、初夏に数人でハイランド(スコットランド北部)を旅しました。

荒々しい岩山のような景色。
そこらじゅうにいる羊。
他に何もない湖畔の宿。
全く言葉がわからないスカイ島

厳しい自然が美しい、素晴らしい旅でした。

スコットランドにしてはめずらしく晴れの日が多かったのか、案の定このときも旅の後半には肌が痛くなり我慢できなくなってきたので、どこかの村で薬局に行って、「これこれこういう状態なんだけど、なんかいい薬ありませんか?」と聞いてみました。

薬局のおばちゃんが出してくれたのは、大きな茶色い遮光ビンに入ったドロっとした塗り薬。
えー、そんなデカイのいらないんですけど。
選択の余地なし。

ビンにあった説明書きを見ると、「raw skin には使うな」と書いてあります。

raw skin ・・・生の肌って?

raw といえば raw fish=生の魚、くらいしか知らなかった当時のワタクシ。

お刺身のイメージが邪魔して、どうしても raw skin がわかりません。
なので、おばちゃんに聞いてみました。

What does "raw skin" mean?
ロースキンとは何ぞや?

おばちゃんは、「えーと、なんて言ったらいいのかしら・・・」と悩み、他の店員さんに聞いてくれました。
聞かれた若い店員さんも、「えーと・・・」と考えながら、

「fresh skin のことよ。(と言われてもまだわからん)
 例えば、皮がむけたばかりとか・・・」と説明してくれました。

ほほう、そういうのを raw skin って言うのか。
ナマのハダ。言われてみれば、わからなくもないな。

いや、皮むけてませんから大丈夫です、と young Japanese girl のワタクシはその大瓶を無事お買い上げしましたとさ。

それにしても、あんなに訛ってる土地で、おばちゃんたちの言ってることがよくわかったなあ。ほんとにわかってたのかなあ(笑)



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