iPS細胞使う創薬支援を研究 東レなどが技術開発へ | 再生医療が描く未来 -iPS細胞とES細胞-

iPS細胞使う創薬支援を研究 東レなどが技術開発へ

東レや第一三共子会社のアスビオファーマ(東京・港)など12社は京都大学などと組み、新型万能細胞(iPS細胞)を使った創薬支援技術の開発に乗り出す。安全で品質が安定したiPS細胞を作るほか、新薬候補物質の毒性を調べる手法の開発を目指す。あらゆる細胞や組織に育つ能力をもつiPS細胞の特性を生かし、新薬研究の効率化を狙う。

ほかに三菱化学安全科学研究所(東京・港)や慶応大学などが参加。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から5年間で55億円の助成を受ける。

共同研究ではがん化などの恐れの少ない安全なiPS細胞を作るための物質探しや、iPS細胞の性質・品質の評価、安定供給に必要な技術の開発に取り組む。これらの成果をもとに製品化したiPS細胞から心臓の細胞を作り、薬の候補物質の毒性試験に利用する。
(日本経済新聞)
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/hotnews.aspx?id=AS1D3107J%2031032009





創薬への応用では、

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で紹介したような事業が進行中です。

なんとか外国勢に食らいついていって欲しいものです。