実践型台湾式足つぼの友羽子です
【春の養生】
春というのは、2月の節分あけから5月の連休のころまでをさします。
この時期の気候は、「三寒四温」といって、気温の変化が厳しいのが特徴です。
暖かい日が続いたかと思えば、寒くなる日が何日が続いたりを交互に繰り返して、だんだんと暖かくなっていきます。
とくに春分のころまでは気温の変化が厳しいので、心臓病や高血圧のある人は症状を悪化させたり、発作を起こしやすい時期ですので十分に注意が必要です。
春は木の芽がふくらむなど色々な自然界のものが芽吹く時期でもあります。
人間の場合はホルモンの代謝が変化したりするので次のような症状が芽吹きやすくなります。
アレルギーの場合はじん麻しん、アトピー性皮膚炎、花粉症、気管支喘息などの症状がでやすくなります。
精神面の場合だと、不眠、不安などがでます。昔から精神的に不安定になる時期を「木の芽時」といい、この時期をさします。
【春は肝に注意】
素問には「東風は春に生ず。病は肝に在り。兪(ゆ)は頸項に在り。」とあります。
春は肝機能が亢進しやすく、血が騒ぎ、頭部にのぼりやすくなります。
そのため春先の鼻炎は鼻粘膜や眼が充血し、皮膚が痒くなる。つまり表の瘀血証となりやすいのです。
五行説では「春-肝-目-筋」などの関係が示されています。春はぎっくり腰、首の寝違え、足の筋肉がつりやすく、女性では生理が狂いやすいといわれています。
【食生活】
食生活では、とくに砂糖類、肉類、刺激物の食べ過ぎが問題です。
花粉症、鼻炎のある人はチョコレート1枚食べただけで、症状が悪化してしまいます。
その他ではエビ、貝類、魚卵類などは「瘀血 おけつ」といって血の巡りが悪くなる症状になりやすいので食べすぎには注意が必要です。
どうか快適な春をお過ごしください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました
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