あれは暑い夏の日だった。
各地で猛暑を記録していた酷暑日の昼過ぎ
一人の営業マンが当店にやってきた。
『一番高い弾性率の90tに四軸組布を使ったテスト中のシャフトです
試してみてください』
『2016年の最新作のテストサンプル品です』
《今度はピンクですか?なかなかいいですね》
『こちらはテスト品なのでカラーは未定です』
《そうですか・・》
とういう会話からテストが始まりました
《ピンクいいじゃん!!》
しかし・・採用はピンクではありませんでした
カラーは後ほど・・
早速打ってみました
『バシッ』
『ん??』
もう一球
『バシッ』
《これ本当にFireExpress》
※Fire独特の粘り感が感じられませんでした。
『今までのファイアーとは違うフィーリングが得られましたか?』
《どちらかというと今時のシャフトの感じに似てるよね》
『そうですね~ どうですか?このシャフト』
《これは面白いシャフトだね 欲を言えばここを○○○○○になるともっといいかも・・》
『なるほど○○○○○ですね』
という会話をしていました
そしてこの度、発売が決まり資料が当店にやってきました
【FireExpress Proto Type 2016 Ver.1】
『ピンクじゃないんだ・・』
というのが本音ですが
どうやら、あの夏の日のテスト品よりもバージョンアップしているみたいです
《特徴》
一番高い弾性率90t(65、75)を使用した四軸組布/TORAYCA T1100G
完成度の高かった通称
《Fire PROTO》 現TP-V
※赤色が特徴のあのシャフトです。
TP-Vに比べて手元部の硬さは同等だが
中間~先端部を90t高弾性を使うことにより剛性を強めています
暑い夏の日にテストをした際に今時のシャフトだな・・と感じたのはこのような構造だったからかもしれません。
通称FirePROTO (現在TP-V)が少し、しなり方がもったりしていてタイミングが取りづらいと思っていた方に良さそうです
完成度の高いと言われた
【FireExpress TP-V】に
シャープな振り心地とスピード感をプラスしたシャフトが
【FireExpress PROTOTYPE 2016 Ver.1】です。
ラインナップは
メーカーからの注意文も興味深いです
『シャフトでヘッドターンをさせる機能を持たせていないため
ボールを捕まえられるゴルファーにオススメします。』
50g台の重量帯のラインナップされているので
軽めのシャフトでも叩きたい人に新しい提案ができそうです
発売は11月下旬
プレミアムショップ限定商品です
当店はコンポジットテクノ プレミアムショップです
フィッティングクラブも作る予定ですので
改めてブログにてご案内致します
以上、FireExpress 新製品のご案内でした