東北への支援物資の募集は継続しています | 日本リ・ファッション協会@代表ブログ

日本リ・ファッション協会@代表ブログ

リ・ファッションを「生活スタイルの見直し、変化」と定義し、循環型社会における持続可能な生活、産業へのシフトを推進する活動をしています。
●一般社団法人日本リ・ファッション協会 代表理事
●リ・ファッション キャラバン 代表

日本リ・ファッション協会では、

3.11直後から東北支援の活動を続けています。


< 東北支援活動3つの柱 >

1.衣類と生活物資のお届け
  みなさまからご寄付いただいた物資をお届け

2.就労支援
  縫製を中心に仕事を発注(マッチングを含む)

3.出前ワークショップ
  楽しく学べる様々なモノづくりワークショップを開催

活動内容の詳細は、こちらのページ をご覧ください。


これまで多くの方々に支援活動への物資のご寄付や

ボランティア参加をいただきました。

お陰様でこの活動を継続することができています。

本当に心から感謝しています。


さて本日は、支援の手が薄くなる傾向にある冬の時期を迎えるにあたり

引き続きのご協力のお願いです。


震災から1年半たった今でも、

これまでの生活が取り戻せない方々はたくさんいらっしゃいます。


その中でも、本当に困っていらっしゃる方は

贅沢を言っているわけではないのです。


近くにお店がない。

一番近いお店まで車で1時間以上かかる。

車がない。

まず免許を持っていない。

生活費にも困っている。

体力的、肉体的に遠方への移動が困難

介護が必要な家族がいて家を長時間開けることができない。

などなど八方ふさがりの状況の方もいらっしゃるのです。


また、衣類のことでこんな話もあります。

「大人はどんな格好でも我慢できる。

でも、オシャレを楽しみたい年頃のごろの子供たちには

1着でいいから今時のオシャレを楽しむ服を持たせてあげたい。

それだけで気持ちが明るくなるんです」


「自分のサイズに合う下着がないから

おとうさん(夫)のパンツをはいているんです。

支援品として来たものは普通サイズばかり。

私たち年寄りに合うサイズは初めからない。

それでいらないというと、それっきりで1枚ももらったことない」

(一度も支援品をもらったことがない)


私は衣類の支援活動には様々なパワーがあると考えています。


お届けするのはモノだけではなくハートです。

届けた人だけでなく、それを作った人、寄付した人、運んだ人、

マッチングした人などなど、多くの方の温かい気持ちがこもっています。


ファッションアイテムそのものにもパワーがあります。

好きな色、好きな形、好きな言葉、好きなモチーフ、好きな素材、

トータルで好きなデザイン。。。

それを身につけると気分が明るくなり、前向きになり、力が湧いてきます。


被災された方々に寄り添うお気持ちのある方、

私たちと一緒に衣類のお届け活動をしませんか?

家に居ながらにできる活動は、

ご不要になった清潔な衣類を送っていただくこと。


ただ、震災直後とは状況が変わっています。

ご自宅にある不用になったもので

次のようなものをお選びください。

・状態がよい(まだ新しいもの。他人の使用感が少ない。汚れ、ヤブレがない。)

・時代にあっている(デザインが古いものなNG)

・受け取ったひとが喜びそう


その他、詳しくはこちらのページ の「よくある質問・ご注意」を

ご覧ください。


●支援物資の送り先
〒960-8204 福島県福島市岡部字内川原46-1
一般社団法人 日本リ・ファッション協会 震災支援受付
TEL:03-5942-3028
※段ボールの上部と側面にマジックで内容物をお書きください。


皆様と共に活動が続けられることを祈りつつ

再度のお願いでした。


  一般社団法人日本リ・ファッション協会

  代表理事 鈴木純子