■J1■2014年シーズン総括「大宮の魔法が解けるとき」part2 | picture of player

■J1■2014年シーズン総括「大宮の魔法が解けるとき」part2

part1 から続くよ!
もうやけっぱちだよ!!


■7位 横浜FM
昨年大逆噴射の優勝逃しの後、今年は案の定宴の後的なぱっとしないシーズンになってしまった。懸念されたマルキーニョスの後釜はやっぱり定まらず、シーズンを通して元和製アンリが奮闘したが、マルキーニョスのように前線で収めて捌いてフィニッシュに絡むという仕事を同レベルでこなすのはさすがに無理。他にも藤田@お前は何しに千葉を出た、と最早Jを代表する筋肉系故障の大家となったなった矢島がいたが、さっぱりフィットせず。中断後に元G大阪のらふぃにゃんを買ってきたが「足がとっても痛いにゃん」とか言い出して、そのままシーズンエンド。結局、そのまま横浜FMのシーズンも終わった。二桁スコアラーが一人もいないのは、いくら守備のチームと言ってもこれで勝つのは無理である。FWもあまりうまくいかなかったのだが、MFはもっと問題あり。中村初号機は怪我がちで欠場試合も多く、MVPを獲った昨年ほどの支配力を見せられず。また猛威を振るった富澤、中町のボランチコンビはともに怪我で離脱して揃うことがなく、最終的にはファビオと兵藤のダブルボランチというシーズン前に考えてもなかったようなコンビが組む有り様。悪くなかったけど、完全にプランは崩れていた。年齢の問題もあり、中澤、中村初号機がいつまでやれるかもよくわからず、去年優勝できなかったのは相当痛かった。ただ、希望がないわけでもない。怪我人が多かったこともあって代わりの選手が使われまくり、ファビオと佐藤優平はレギュラーに等しい稼働っぷり。特にファビオは人がいなさすぎてボランチで使われたのだが、そのスケールの大きな守備と妙にうまい球出し、そして乱発するシュートと、なんか期待を持ちたくなるような内容だった。今年で樋口JA横浜支部営業促進課長は退任。来季の監督がどうなるのかよくわからんが、日本人監督だとある程度中村初号機に配慮してしまうため、ドラスティックなチーム改革は行えないと思うので、外国人監督とか使って一気に変えるのもありじゃないかなー。ほら、マンチェスター・シティ・コネクションもあるからさ。シティのOBでいったら、やっぱり国際経験豊かで著名な選手がいいと思うので、元イングランド代表ダニー・ミルズ、ジョーイ・バートン、ロビー・ファウラーなどの武闘派たちを監督にして、日産スタジアムに「フットボールとは球技ではない。男の闘いである」ということをきっちりと教えてもらいたいものである。


・佐藤優平
今年からだいぶ試合にでるようになった危険ドラッグ感溢れる攻撃的MF。元はボランチらしい。長髪をなびかせながら運動量豊富に色んな所に顔を出し、ともすれば詰まりがちな攻撃に躍動感を与えていた。見た目はパチもんのロックTシャツを路上で売ってそうな感じなのだが、守備もやるし非常に献身的。ただ、中村初号機も割と自由に動き回るため、ボールを取られた後のカバーで兵藤過労死な場面もけっこう見受けられた。お互いを活かせるといいのだけれども。初号機とは違う形だが、横浜FMの今後の攻撃の中心になりうるのではないか。課題としてはやはり結果。得点は今季1点だけなので、潤滑油としての機能はわかったので、得点に絡む仕事をがんがん行って欲しい。そして、今後チームの顔になるにつれて露出機会も増えると思われるので、フロントは今の「部屋でファッションで非合法な植物育ててそう」な見た目を改めさせるほうがいいと思う。このままだと、ベンチウォーマーじゃなくて変なマントみたいなのベンチで着始めるぞ。角刈りだ、角刈り。




■8位 広島
三連覇予想をした人も多かったと思われるが、浮き上がれずにずっと中位を彷徨う流浪のシーズンとなった。佐藤寿人のいる前線に期待の大型FW皆川、ミキッチの老朽化激しいアウトサイドに柏、青山過労死寸前のボランチに柴崎@頭にあの紐巻くと縄文時代の祈祷師に見える、西川の抜けた後に林@全てを噛み砕くアゴなどを加えてACLも見据えた盤石の布陣と思われたが、主力の金属疲労が非常に痛かった。佐藤寿人は結局2桁とったものの調子はここ数シーズンで最悪、中盤の要となる森崎αは運動量の低下が激しく、塩谷も疲労が激しい。チームの心臓である青山は思いっきり怪我をして長期離脱をし、ミキッチはシーズンを通して怪我がち、鉄人石原まで怪我で離脱することもあった。柏だけがやけに躍動していたのだが、これだけ主力の調子が上がらないと中々勝つことは難しい。そして、西川の代わりの林もゴールセービングはともかく、足元がへっぽこで、塩谷のファンタスティックなオウンゴールを誘発するなど数々のやらかしをしてしまった。まあやらかしはしょうがないんだけど、後ろから組み立てるチームでキーパーが組み立ての頭数に入らないのはきっつい。さて、来季以降なのだが、ミシャ式森保ハイブリッドバージョンが対応されつつあり、主力の高齢化もぼちぼち出てきたので、そろそろモデルチェンジが必要なのではないか。ただ、森保さんは当然留任なのでマイナーチェンジになってしまう可能性が高いのがアレ。一例としては佐藤寿人をレギュラーから外す、千葉の紐を引きちぎる、こやのんの頭に巨大扇風機で強風をぶち当てる、サンチェを生贄にして新井悪の霊を浄化させる、などが上げられるが、そこまでおもいきれるかどうか。強化部は有能で割と的確な仕事をしているのだが、長期政権特有のマンネリにハマリつつある森保さんがドラスティックな脱皮を行えないと、来季も低迷してしまうだろう。浦和さんの春季発情期によって石原が抜かれそうな状況だが、その他は今年は年貢をしなくて大丈夫なので、余計に改革が行いづらい。まずはマンネリを打破するために強力な一手として、森脇をもう一度買い戻す、というのはどうだろうか。広島に戻ってきたら、そんなにウザくないと思うんだよな、たぶん。だめか。そうか・・・槙野もセットでどうだ?そうか、だめか、そうか・・・。


・青山敏弘
その不在によって重要性が明らかになったチームの心臓。W杯でやけっぱち気味に使われてこそこ機能したが、その直後に怪我。上位に食らいついていたチームだったが、結果的にそこから右肩下がりで成績は下降していった。森崎αがだいぶガタがきてるので柴崎@スクナヒコをとったのだが、結果的に柴崎はフル稼働する羽目になってしまった。個人的にはそろそろ浦和のターゲットになるかなと思ってたけど、どうも日本代表は対象外というわけのわからん方針らしいので、残留が濃厚。ただ、来季はフル稼働してもらわないとチームとしてはどうにもならんことが発覚したので、ぜひがんばっていただきたい。というか、あのアギーレサッカーだったら、ロングキックが得意な青山は普通に日本代表の要になりそうな感じなんだが。怪我明けだから選ばれてない、と信じたいが、すぐ裸になりたがるとかそういう性癖の部分を危惧しているのだとしたらやむをえまい。




■9位 FC東京
序盤の雌伏から中盤の劇的な勝ちっぷり、そして終盤のしおしお加減と浮き沈みの激しいシーズンになった。序盤はイタリア人ポマードの戦術を消化しきれず停滞。森重に率いられ、徳永@大日本帝国陸軍二等兵擁するDFラインは強固、高秀先生率いる中盤は米本二等兵をうまく使って守備意識が高く、時折高秀先生がショートして暴走を見せる以外はソリッドな陣容だった。問題は点が取れないこと。エドゥはいまいちフィットせず、平山二等兵はあくまでオプションで、渡邉千真はこの戦術でどうしろという状態。ただ、武藤の覚醒と河野@ヴェルディユースのヤンチャを全身で体現のレギュラー定着によって、得点力が上がり、それが結果に直結するようになった。特に武藤は当初チャンスは山ほど創りだすが決めきれないぬか喜びストライカーと思われていたのだが、突如覚醒してチームトップの13ゴールを決めた。惜しくも新人得点王記録の更新はできなかったが、ヤンチャにバイタルを蹂躙する河野とともに東京の攻撃を牽引した。女子たちよ、今のうちに抱かれとけ!しかし、あわよくば優勝も見えてきそうな位置まで登ったところから停滞。そもそも攻撃の構築がイマイチできておらず、武藤のカットインと河野の突破に全てを賭けていたため、武藤が日本代表との併用でキレを失い、河野が読まれ始めると点は取れなくなった。キレを見せていたオプション平山がいなくなったのも、地味に効いている。また、守備が綻びを見せつつあり、10月以降ほぼ毎試合失点をしていたのも勝ち切れない要因だっただろう。さて、来季もおそらくポマードは留任。これ以上の上積みがあるのかどうかはイマイチ不明なのだが、とりあえず攻撃に関しては割とてきとーなことが判明したので、ある程度個人能力で打開できないと攻撃にならないだろう。ただ、武藤、エドゥ以上の個人能力って誰連れてくればいいんだ感もあり、ほかも日本代表クラスを揃えていることもあって、変えるとしたら河野と羽生のところなのだろうか。河野は全然悪くないと思うし、羽生も抜群の知性とポジショニングで中盤を支えていたのだけれどね。ただ、あまり今のままで優勝という絵が見えてこないのも確かであり、何かを変える必要があるだろう。なので、やはり噂になったシャビ大先生を連れてきて「本当のサッカーとは何か」「アンチ・フットボールとはなにか」「日本の焼鳥はうまいのでアンチ・フットボールじゃない」「みんち天はうますぎるのでアンチ・フットボール」などと意識の大改革をしてくれることを期待したい。万が一来たとしても、たぶんポマードと喧嘩して夏までしかいないけどね!


・高橋秀人
代表に呼ばれる、呼ばれると言いながら、ついぞ何の音沙汰もなかったアギーレに静かにキレているという噂の先生。アンカーポジションをこなせる人材として貴重だと思うのだが、アギーレは知性派は苦手だったりするのだろうか。サッカー雑誌でインタビューを受けて即時に守備の問題点を指摘したりしていて今孔明感強いので、是非とも米本とともに代表に入ってもらいたいものなのだが。今季はポマードのイタリアン守備の要として活躍。来季以降も軸となることは間違いない。顔もよし、頭もいい、サッカーもうまいと非常に有望だったのだが、今年3月に結婚してしまって一部F女を絶望の縁に追い込んだ。ただ、その優等生イメージを本人はどう思ってるのか。一時期、試合中でもアンカーポジションを放棄して暴走していたことから「俺はそんな優等生じゃない、ワルなんだ!」という心の叫びが聞こえてくるようである。好青年からチョイワル系アンカーへと進化するために、おそらくチーム内で一番の悪人である河野にイロハを聞いて、盗んだバイクで平山を轢く、川崎Fのクラブハウスの窓ガラス割って回る、全裸多摩川クラシコ男性などの狼藉を働き、ワーストオブトーキョーとして君臨してもらいたいものである。オススメグッズは鼻を骨折したていで常に黒いフェイスマスクをつけること!ブラックツネ様として引退後の協会の主導権を握るのだ!




■10位 名古屋
新人がベンチに主力に並ぶ開幕時の布陣は不安しか見えなかったが、きっちりある程度は仕上げてくるあたりさすが西野監督である。序盤から中盤にかけては不安定極まりない内容。前線はケネディ、玉田が相変わらずの怪我の総合商社で常時稼働ができず、期待の野田が怪我でアウト、永井を軸として相方が松田しかいないという火の車。オフェンシブハーフも矢田、田鍋の台頭はあったものの経験不足感は否めず、それなのになぜか枝村を神戸に出すという不思議な放出。ボランチは田口@味噌煮込みシャビが代表に選ばれるまでに成長したのだが、守備の力不足感は否めず、全ての破綻を名古屋の張飛・ダニルソンが力づくで埋めるという方式。DFラインも本職のサイドバックがおらず、元日本代表FWである矢野が右サイドバックのレギュラーとして定着し、左は本多がファーストチョイス。矢野は異常な適応を見せてすっかり戦力となったが、185cmのサイドバックが猛然と上がっていく姿はJでは珍しいため、何度見ても笑えた。そして、本多は頑張ってはいたのだが、結局最後まで「左サイドにいる対人守備の人」の域を超えられず、攻撃に幅を作れなかった。このままじゃ降格しちゃうんじゃ天むす?神戸に続いて二度目の失敗はさすがの西野さんでもけっこうダメージになる煮込みうどん?と思ったのだが、ここで堅実路線を敷いていたフロントが豹変。「戦力おいてけーーー!」とかつての妖怪余剰戦力にゃんに姿を変えて暴走。まずは柏で揉めてたレアンドロ・ハゲミンゲスを購入。そして、同じように新潟でがっつり飼い殺されてた川又@chinkodekasouをぶち込んだ。これが大当たり。なんと、元々戦力が足りなかったので、妖怪余剰戦力にゃんが猛威を振るっても効果的な補強になってしまったのだ!!(なんだってー!)というわけで、前線がフィジカルだけなら日本代表トップクラスの永井と川又の匂い立つような肉体派コンビ、その下にハゲミンゲスという破壊力の高いアタッカーが揃った。結局ハゲミンゲスは大怪我で離脱してしまうのだが、それがかえって守備の穴をなくしたりもしていたので、うまく回るときはうまく回るものである。さて、来年以降だが、西野監督は当然攻撃重視で上位を狙ってくると思われる。2トップはともかくとして、今年大怪我をして、その前も若干全盛期のキレを失いつつあったハゲミンゲスの状態がわからないので、矢田の成長もあったとはいえ、攻撃的MFの補強は必須。ボランチは味噌煮込みシャビがシャビというよりプチ遠藤化しているのでよさそうだが、猪突猛進ダニルソンでいいのかという話もある。また、サイドバックは本当に必須。これらの課題を前にして、夏に復活した妖怪余剰戦力にゃんが往時のごとく猛威を振るうのか。個人的には川又と永井に松田がいるのに豊田とブラジル人も買ってくるとか、田口いるのにまさかの遠藤、森岡ダブル購入とかやって欲しいので、期待してます!!クラブにはクラブごとの役割があるのです!


・矢野貴章
すっかり右サイドバックが板についてしまった苦労人。繰り返すが、2010年南アW杯出場の元日本代表FWである。元々FWとしては異常に高い守備力を持っていたことも幸いしたが、最近では中に絞ってのクロス対応などほんとにサイドバックの守備ができるようになっていて笑える。相手の左MFの突破をディレイで防いで、その間にプレスバックしていた右MF川又とともにボールを奪い返し、そのまま速攻に繋げるという新潟サポーターが見たらショック死寸前になる光景である。繰り返すが、矢野は元日本代表FWであり、川又は元日本代表候補FWである。しかし、いまさらFWとして矢野が大活躍してる姿がちっとも想像できないため、このまま守備を鍛えていただき、闘莉王が上がった際のカバーはもちろん、闘莉王が仮病でブラジル帰ってるときとかはCBとして君臨していただき、そのまま次のW杯を目指して欲しいものである。矢野とハーフナー弐号機のCBコンビとか、面白いから一度でいいからやって欲しい。楢崎がブチ切れて家帰るかもしれないけど。




■11位? 神戸
首切り怪獣ミキタニーの野望は今年も潰えてしまった。昨年楽天ゴールデンイーグルスが日本一になって浮かれて、神戸の方は忘れていたのか、まさかの安達監督留任。この隙を縫って補強したマルキーニョス@髪型が病気の犬、シンプリシオ、ペドロ・ジュニオールのブラジルトリオが機能し、序盤は上位を疾走した。神戸に生息する妖精・森岡が楽しそうにピッチを浮遊し、スルーパスを連発。前プレからのショートカウンターは猛威を振るった。しかし、中断後から失速。運動量低下によって夏場以降前プレがきつくなったのは予想通り。そして、病気の犬のコンディションがすっかり低下してパフォーマンスが下がるのも予想通り。また、病気の犬が機能不全に陥ると途端に勢いがなくなるJ最強のコバンザメPJの沈黙も予想通り。とどめがシンプリシオがおっさんのために怪我しまくるというのも予想通り。ある程度下がっていく要因は予想されたのだが、楽天最下位に悶える怪獣ミキタニーの狭まった視野には補足されず、夏の補強は枝村と石津というなんとも評価しがたい微妙なもの。当然のようにパフォーマンス低下は避けられず、広大なピッチの中でチョン・ウヨンが溺死寸前という状況が多発するようになってしまった。もちろん安達監督の引き出しはそんなに多くないので、そんなチョン・ウヨンを見殺しにすることしかできず。あ、ただ、沈没寸前のウヨン号をなんとか救うためになぜか「マグロをとりに泳いで遠くの海へ行く」といったような謎行動でさらに大穴をあけていた田中秀雄@ヒートマップがピッチ全体を放出したのは正解だったと思う。序盤の貯金に助けられて残留するも、なんとも煮え切らないシーズンとなってしまった。安達監督はこれで退任。その後はクルピだ、ネルシーニョだ、といろいろ取り沙汰されておりますが、怪獣ミキタニーの影響力から切り離さない限り、ほんとの意味での強いチームになることは難しいのかな、と。今のところ怪獣ミキタニーは「金はそんな出さないけど、すげー口は出す」という元ペルージャ会長の故ガウッチ氏を彷彿とさせる厄介者だし。しばらくは野球のほうがやかましくてミキタニーは仙台しか見てなさそうなので、今のうちに帳簿からこっそり少しずつお金を抜いてチマチマと補強をするといいのではないだろうか。あ、いいこと考えた!監督が決まらないなら、いっそのことデーブ大久保を神戸の監(それ以上いけない)


・森岡亮太
神戸のスルーパスマエストロが今年は代表で10番を背負うなど一躍スターダムに!と思ったが、香川の復帰によってすぐに剥奪された模様。かわいそう。序盤は神戸の王様として華麗にタクトを振り続けていたが、相手の密着マーク、周りのおっさんどもの疲労によって徐々に輝きをなくしていった。代表でもいきなりなぜか恐怖のブラジル戦にやったこともないインサイドハーフで初スタメン。あの面子と戦術のなさで何をどうしたらいいというわけで、全然森岡のせいじゃないのだが、いいようにズタズタにされ、課題のインテンシティ不足を露呈してしまった。森岡にそんなもんを求めるのが間違いと言えば間違いであるのだが、世界のサッカーはテクニシャンにもインテンシティを求める潮流に確実になっているのであり、そこを克服できればもう一段階上のステージへといけるだろう。このまま神戸の王様であり続けるのも、それはそれでいい選手生活だとは思うけどね。あと、Twitterがうなぎばっかり食ってて地味に面白いので、いずれ俺の #chinkodekasou タグを使ってくれることを夢見ています。使用例「今日のうな重は #chinkodekasou で拙者の愚息もうなぎのぼりですな!」




■11位でも12位でももうどっちでもいいだろ 新潟
ヤンツー連合赤軍は淡々と粛清を行いながら、なんとか残留を勝ち取った。今年は昨年からの上積みがテーマ。最大の補強である川又、レオ・シルバの残留を勝ち取り、リアクションだけではなくアクションで崩せるようにといったところだったのだが、案の定躓いた。レオ・シルバはJナンバーワンMFだが、刈ってなんぼの放し飼い推奨銘柄。川又もカウンターでchinkodekasouにずがーーんと行くのが魅力で、細かいところの崩しはうまくない。結局そういうのが得意なのが成岡くらいしかおらず、それじゃあまあうまくいかんよね、と。試行錯誤をしているうちに契約問題がこじれにこじれた川又はペーリヤ・ヤンツーに粛清されて「ギラギラしている」とわけのわからないことを言い残して去って行ってしまった。しかし、それがチームにとってはよかった。代わりにとってきた指宿はストライカーとしては川又よりも劣るが、身体を活かしたポストマンとして前線の収まりどころとなって躍動。スペイン帰りはダテじゃないというところを見せたが、もしかしたら来シーズンくらいには「これはサッカーじゃない」とかシャビ大先生風のことを言い出すかもしれないので、きっちりと総括及び自己批判をさせていくべきだと思われる。ただ、元磐田ということもあってヤンツーは昔のジュビロみたいなサッカーがしたいと思われ、実際にこばやしゆうきの意識が低い方とかを入れてきたりするのだが、いかんせんそれはモスクワだからできた革命事業であってこのシベリアではできないのですよ!鈴木武蔵とかレオ・シルバとかchinkodekasouな奴らにがんがんピストンさせるサッカーが新潟には合ってるんすよ!!ということを誰かスターリン・ヤンツーに進言したりする人はいないのだろうか。まあたぶん言ったら粛清されるんだけど。され、来季はまたどれくらい刈られるのか。そろそろ広島牧場が干上がりつつあったので、また新潟牧場の出番か・・・と思っていたら、浦和さんは節操無く乱獲の方針に変えた模様なので、特にターゲットにはなっていないのだが、全く補強動向が見当もつかない神戸とかが怒張勃起して押し倒してくる可能性もあるので、レンタル・バックの藤田征也とかを差し出す準備はしておいたほうがよいと思われる。


・レオ・シルバ
今年のチームの中心はこの男。狩って狩って狩りまくった挙句に直接FKを叩き込んで試合を決めることもあり「サッカーは一人でできる」と呟いたという噂も(未確認)。その愛嬌のある要望からは想像もつかないねちっこい守備をしてボールを絡めとる様はあまりにも卑猥であり、刺激が強すぎると新潟日報の読者投稿欄に抗議が続出したという噂も。年齢的にも全盛期であり、今の待遇に満足しているのであれば、もうしばらくはJの中盤に君臨してもらいたいものである。最初は1年くらいやって鹿島に行くという「ジーコリスペクトシテイマスルート」に載るのかと思ったのだが、どうもハッピーターンの魅力に取り憑かれてるらしく、新潟にずっといる模様。新潟市民は「ハッピーターンは日本全国どこでも買える」という情報の漏洩を全力で防いでいただきたい。さて、そろそろ帰化の話をしよう。もう我々の準備はできているのだ。漢字は「霊王・汁波」か「零雄・知馬」の好きなほうを選んでくれ。なんなら森脇とか槙野って苗字を貸してもいい。筆記と口述試験の替え玉に鈴木武蔵を送り込む手はずも整えている。帰化後にハッピーターンのCM出演も約束しよう。さあ、あとはきみの気持ち次第だ。悪い話じゃないと思わないかね?




次で最後だよ!
やりたくないけど番外編もあるよ!!
どちらも地獄だよ!