■感想■ロンドンオリンピック グループリーグ第2節 日本VSモロッコ 「カサブランカの油鳩」 | picture of player

■感想■ロンドンオリンピック グループリーグ第2節 日本VSモロッコ 「カサブランカの油鳩」

さあ、第二戦目ですよ!
モロッコといえば性転換、カルーセル麻紀はここでいろいろやったそうな。
そして、映画「カサブランカ」。なぜか俺はこの映画が「バグダッド・カフェ」とごっちゃになる。全然違う話なのに!
昭和の話ですな!

■日本1-0モロッコ
■感想

・スペイン相手にアップセットをかました日本は決勝トーナメントをかけて、2戦目。フォーメーションは4-2-3-1。GKがごんちゃん、DFが酒井地獄が怪我で右サイドバックが酒井極楽。他は一緒で、鈴木、まーや、徳永。ボランチがほたると扇原。2列目が右から清武、東、O2。1トップが一気に移籍市場の注目になった永井・ザ・ドッグラン。
・モロッコの注意はトップの油鳩もといアムラマバト。死ぬほどポストプレーうまい。あとインテルにきてほぼなんのインパクトもなかったハルジャ。
・監督はあのピム・ファーベーク。微妙なナショナルチームを指揮することに関しては世界屈指。何を言ってるのかわからないと思うが、俺もわからない。ちなみに弟も監督で大宮を無茶苦茶にして帰っていきました。
・今日は開場はセント・ジェームス・パーク。全然ロンドンじゃねえじゃんか!!
・解説は男前宮本。上げ潮ムードに容赦なく水をぶっかけることでお茶の間に戦慄をもたらしていただきたい。


・前半開始。
・日本はスペイン戦ほど前からはいかない感じ。
・スペイン戦に比べると、ボールを持たされる展開。このチームはそれがとても苦手です。
・5分、ハルジャのスルーパスから油鳩。タッチミスで事なきを得る。油鳩は優秀な移動拠点だけど、アサシンではない感じ。
・スペインに比べるとプレスはだいぶ緩い。
・9分、永井の鬼チェイスからそのままミドルシュートもぼてぼて。
・11分、清武のアーリークロスから永井の自爆。サムアップもブサイクだぜ、永井。かわいい。
・12分、油鳩が三人に囲まれながら鬼キープ。すげえな、こいつ。ハーゲ!ハーゲ!
・18分、コーナーキックからモロッカーがヘディング。酒井極楽がなんとかクリアもこぼれ球を油鳩。権田がなんとか弾く。モロッコのすべての攻撃の起点は油鳩。月月火水木油鳩、振り返れば油鳩、油鳩の奇妙な愛情。
・ん?永井は左サイド??というか、清武が左に来たり、かなりポジションを入れ替えてくる。
・21分、日本は右サイドを簡単に1VS1で崩されてクロスも合わず。徳永!それはまずいでしょ!壊れかけのサイドでしょ!危うい雰囲気が漂っております!おります!
・25分、清武のドリブルから苦しいミドル。かっちりゾーンを組まれると、やはり厳しいこの布陣。頼みは清武だけ。
・モロッコに茨田がいる。
・28分、モロッカーズの一人である8番にイエローカード。
・ラマダンで給水できないっていうのはあれ、アジジが車椅子乗ってたとかそういう話?
・やはりこういう展開だとまったく生きない永井。
・30分、すでに観客が飽き始めてウェーブ開始。
・O2が完全に行方不明。CO2だとチャライ・大津。
・34分、ラブ宿という愛の巣的な名前のモロッカーがミドルシュートもごんちゃんが難なくセーブ。ちなみに実家の近くにあったラブホテルの名前は「ピエロ」。
・35分、右サイド酒井極楽のオーバーラップからマイナスのクロスも合わず。初めてのまともなチャンスか?
・36分、清武のナイスなキープからO2の変態ねじれシュート。この人は体に無理が利くね。
・38分、O2ローリングが炸裂もやっぱり別にたいした怪我でもない。なんか大怪我してもみんな「またか」みたいな反応になるんじゃないか。狼少年O2。
・41分、速攻から永井のスルーパスにO2ローリングシュートもブロック。そしてそこから得たCKから鈴木がヘディングシュートもライン上でGKに抑えられる。惜しい!
・43分、再びCKからまーやがニアに飛び込んだがヘディングをペソって枠に飛ばず。モロッコはセットプレーの守備がイマイチなので、OAにトゥーリオを呼んどいた方がよかった。
・前半終了。
・ドリブルで運ぶ相手のビルドアップに面食らってたが、徐々に対応してきた感じ。ただし、遅攻で崩せるのが清武由来しかないので、斉藤なり宇佐美なりもう1枚欲しい。
・ただ、色気とリスクは隣り合わせ。かわいいねーちゃんに手を出す時も、彼氏がヤクザだというリスクは常に付きまとうわけです。どこでリスクを追うかというのは関塚さんの判断。東のランニングもO2のチャラさも、今のところ役に立っている。
・心配なのはメンタル面。乾坤一擲のスペイン戦と同じテンションでは、やはり無理。随所に緩みが出ているので、そこから崩されなきゃいいけど。
・しかし、時間帯もあいまってねみーな、この展開はw
・ハーフタイムに1人ウェーブを薦められて10回くらいやってみたが、あかん節子これスクワットやないかい!


・後半開始。
・ラマダーンのモロッコ選手は何も食べてないはずだが、口元にあんこが・・・!
・両者共に選手交代はなし。
・46分、東からの永井に殺人スルーパス。ババンギダでもあれは無理。東はあまりパサーとしての能力はよくないですな。
・酒井極楽はスピードがあって、酒井地獄は高さがある。そしてどちらも対して守備はうまくない。
・後半は完全に永井を左に固定したのかな。O2がトップ。あまりその意味はよくわからない。別にO2トップにしても収まらんぞ。
・53分、ラブ宿から油鳩へクロスもオフサイド。日本も大概だが、モロッコの攻め手のなさは異常。まあ、ボール運べなくなってきてるからね。
・と思っていたら、そのあとショートパスばんばん繋がれて左サイドを崩される。しかし、驚異的なスピードで戻った徳永がクリア。ゾーンのほころびを徳永の判断で回避するシーンは前節から継続。頭使わず本能に任せるプレーはお手の物。
・モロッコがペースを上げる。ドリブルとショートパスからバイタル侵入でサイドに流す。その形から59分に油鳩が枠ギリギリのシュートも外れる。
・60分、清武スルーパスから極楽センタリングも合わず。やはりチャンスのほとんどは清武由来。まあ、パサーが彼しかいないからしょうがない。
・62分、その清武のシュートが惜しくもクロスバー。うーん、両チームあわせて清武が一番怖いな。そりゃドイツに買われるわ。
・鈴木が予選のときよりも自信を持ってパス出ししてる。すぱんとサイドチェンジ一発入れたり、この子、無骨じゃなくてパスセンスあるよね。
・そろそろ投入じゃないでしょうか。
・69分、カウンターからO2渾身のシュートもGKにはじき出される。コースは悪くない。このアムシフとかいうキーパーは何者だ。すばらしい。
・70分、すっかり疲れてた油鳩に代えて6番のPSV所属ナジャが出てくる。ナジャといえば超男性、という話をしても誰もわからない。
・74分、なんかでかいのがモロッカーズに入ってくる。
・関塚さん、地蔵状態???中2日なんだからはよ動きなさいな。
・76分、斉藤をO2に代えて投入。O2オツ。斉藤がサイドに、永井が1トップに戻る。斉藤のキャッチフレーズは美白の○○なんだろうか。美白の油鳩とか。
・78分、自陣でのカットから駆け上がったほたるにスルーパス。大チャンス到来!だったが、豪快に宇宙開発。ううううううむ、おしいいいい。
・80分、斉藤のワンツーから清武が裏抜けするもタッチミスでチャンスがふい。清武もけっこう疲れている。つうか、中2日きついよね。
・83分、このまま終わりかと思われた展開で永井のスピードが炸裂。清武のDFライン裏へのロビングパスに野犬永井がキーパーよりも一足先にタッチ。キーパーの頭を抜き、美しいループシュート。日本先制!!!いやあ、ストライカーだなあ、やっぱり。
・うーん、永井ずっとトップでよかったのでは。
・87分、モロッカーズは8番に代えて17番。
・セットプレーの準備中に10番の茨田が扇原に軽く肘うち。のたうちまわってイエローゲット。決してセレッソVS柏の話ではありませんw
・89分、清武に代えて杉本投入。セットプレー対策??しかしここで運動量を注入できないのはきつい。
・90分、永井がプレー後に押されてモロッコ2番にイエロー。永井から猛鹿島魂を感じる。
・日本は山村投入を準備。山村を投入するとピッチ内の男前度が上がると同時に、いつものポイントが2倍になってちょっとお得になります☆
・ロスタイム、ラブ宿が抜けてきてキーパーと1VS1もごんちゃんがセーブ。続けてシュートも吉田がクリア。
・試合終了!!!!決勝トーナメント進出!!!
・山村投入によるボーナスポイントは今回はお預け。


・やいのやいの言われていましたが、日本はウノゼロ2試合で決勝トーナメント進出。決勝トーナメント進出は2回の虐殺を挟んで、なんとシドニー以来。
・今日はボールを持たされる展開で中々苦労しましたが、まあ結局遅攻がぐだぐだだったので、結果的にボールを放棄しているような展開になったのでまあよかった。
・油鳩のキープも最初は苦労したがほたるとCBで囲い込むことで対処。油鳩は「油淋鶏になりに行く」といってさっさとピッチ外へ。
・危ない場面もありましたが、なんとか抑えて勝利はすばらしい。ウノゼロ連発とはやはりこんなところにザックの薫陶が(違います)
・今日の勝利の立役者は永井のスピードはもちろんだが、それまでもずっと驚異を与え続けた清武。スペイン戦も含めて、クオリティの違うプレーをひたすら続けた。両チームあわせて一人で異次元。あらゆるチャンスが清武由来の天然素材。
・次はホンジュラス戦だが、1位で抜けないとブラジルのオラオラ地獄に当たってしまうので、がんばって勝って欲しい。ただ主力も休ませたい。そういうことを考えるとおそらくは山村が先発でボーナスポイントを狙っていく展開ではないか。
・最高なのはスペインにぼこぼこにされて戦意喪失すること。マタさん頼みまっせ。


・モロッコはもう眠いから知らん。いまだに性転換の聖地なのか、というのはどうやって調べればいいのか。