■アジアカップ2011■ 準々決勝 カタール対日本 「これがアジアだ」 | picture of player

■アジアカップ2011■ 準々決勝 カタール対日本 「これがアジアだ」

カ、カ、カ、カタール!!
週末の夜をサッカーで過ごす友達いない連中よ!俺もだ!
準々決勝=クォーターファイナルというわけですが、クォーターファイナルって化粧品の名前っぽい。
というわけで、感想いってみよう!

■カタール2-3日本
■感想
・日本は当初の予想通り。キーパーは川島男塾二号生筆頭。国歌斉唱で眉間にしわが寄るってどんだけ気合入ってんだ。DFが右から伊野波、吉田、今野、長友きんにくん。吉田と今野の位置が逆?? セバスチャン対策か。今気づいたけど、俺は吉田に似てる。ボランチに長谷部と遠藤。2列目が右から「好物はアジアです」岡崎、ゴリ田、香川。1トップが前田。よく見たら香川は若手芸人顔だ。カタールは4-4-2。要注意人物はセバスチャン。彼にボールを収めさせないことが、この試合では肝要。ブルーノ・メツはどんどん指揮者化している。
・イスラム系コスプレをした上田朝日氏を観客席に発見。元気だなあ。
・カタール国歌を選手全員歌いにくそうにしてるのは、帰化選手が多いから?元々歌いにくい曲?
・審判は2008アジアカップのあの角刈りさんか。ゲンがいいのか悪いのか。笑 そして、解説が早野さんじゃない!!
・試合開始。序盤はカタール強プレッシャー。若干慌てるが、2分で終了。最初のカマシだけか。日本も対抗して強プレッシャー。カタールの中盤はボールを繋ぐ能力がかなり劣る。これは一発カウンター狙いしか攻撃にならなそう。
・カタールは引いたゾーンを敷いてボール狩りを試みる。本田ゴリと香川はゾーンの隙間で受けようと何度か試みるが、さすがに厳しくこられて、中々ボールが収まらない。審判はあまりファールをとらなそう。
・そうこうしているうちに、セバスチャンのシュートからのこぼれ球を誰かがシュート。また、遅攻からのロングシュートを誰かがまたロングシュート。いずれも枠。川島二号生筆頭が弾き出して、怒鳴る。こんなに怒鳴るのが似合う人も珍しい。寿司屋をやったら怒鳴り寿司。
・一息つきたい日本だが、オフサイドラインをうまく潜り抜けたセバスチャンが一人で裏抜け。あっさりと吉田が1対1でやられ、先制点を献上。やっぱり吉田が1対1になる状況が作られるとつらい。かなりオフサイドっぽかったけど、リプレイ見たらオフサイドじゃなかった。副審がすさまじく自信のない顔をしていて、正常の判定をしていても何か疑惑が生まれる。顔って大事。
・開催国の超アウェーで警戒すべきエースに先制点を取られるというまあ最悪の展開。ただ、時間はある。
・日本は攻め立てるも、固く閉ざした中央を中々こじ開けられない。かと言って、サイドも2枚で守られるので、そこで手立てがあるわけでもない。やはり中央に一旦入れて、そこからサイドに展開するのが常道だろう。前田はよくファールをもらっていたが、香川、本田とのコンビネーションで崩したい。
・攻めあぐんでいたかに見えた日本だが、中央で一旦ダイレクトでリズムを変え、低い位置から上がってきた本田が岡崎にループパス。岡崎は3戦目と同じようにボールを浮かせ、香川がボールを頭で押し込んで同点!
・低い位置から上がって仕事をした本田。あんなに嫌がってたのに、ボランチやってんじゃん。笑 まあそれを促すために高い位置に出ていた長谷部の超運動量も見逃せない。この人の肺は8つあるで!
・今野がミドルキックをしたのに、なぜか遠藤にイエロー。笑 角刈り、中々油断ならない。
・本田が下がる→香川あるいは長谷部がそのスペースを使うといういい流れが出来ている。さすがに低い位置までひいてきた本田のキープを止められない。また、岡崎が裏抜けを繰り返すことで、DFラインが引っ張られている。カタールとしたら、この2人をどうにかしたいのだが、それを止めるメカニズムもないし、わたしたち最初から飛ばしてたから疲れてるし、早く家かえってお風呂入りたいし、やっぱり睡眠が一番お肌に大事だし。
・前半終了。終盤には一発裏抜けにカタールDF陣がついていけなくなってきた。後半も最初は持ち直すだろうが、完全な解決が図れるか。このままだと、カタールはあっさりやられるだろう。こういうのを「時間の問題」というのだが、ブルーノ・バッハ・メツはどう手を打ってくるか。


・最初のロングボールで吉田になぜかイエローカード。この主審のイエローの基準がよくわからない。
・ブルーノ・アマデウス・メツが打った手は、前半よりロングボールを増やしたこと。吉田が絶対的な高さを持っていないことを狙っている。弱くはないんだけど。そのせいでDFラインと前線が間延びして前田が孤立。間を必死で繋ぐ長谷部だが、この絵はいつか見た光景。コンパクト、コンパクト。ロングボールの出所をつぶしきれてない。
・しかし、ここまで回数が少ないとは言え、左サイドを完璧に封印している長友きんにくんはすごい。ユーヴェが欲しがるのもわかる。
・まあ、こう着状態に陥ったのところで、激震。吉田が2枚目をもらって退場。両方とも厳しすぎる判定。そして、混乱のうちにカタール逆転。壁つくりの凡ミス。これはやばい。
・盛り上がるスタジアム。これがアジアカップだ! 前田アウト岩政イン。トップには本田を残している? しかし、守備を固めるカタールの前に時間がどんどん過ぎていく。攻撃の形もうまく回らない。
・しかし、ここで個人技炸裂。本田が鬼キープから縦に入れたところを岡崎がつぶれ、香川がフリーに。落ち着いてこれを決めた香川。同点! 静まり返るスタジアム。ようやく彼のアジアカップが始まった。
・カタールの攻撃が雑になる。安易にファールをもらおうとする姿勢が多く、セバスチャンもかなり疲れてきた。その中で、長谷部の驚異的な運動量。中盤中央でボールを刈り取り、そのまま右サイドをたびたび侵犯。キャプテン、さすが。なんか早死にしないで欲しいと思う。遠藤もたびたび前に出てくるようになり、本田も気合の前プレ。1人少なくて延長はきついので、ここが勝負どころという判断は正しい。
・ザックは動かない。動きようがないといえばないのだが。そもそも、カードが少ない。岡崎がもう一人いると大変助かるのだけれど。あと、岩政がどうも危なっかしい。うまく今野とコミュニケーションをとってほしいが。
・日本は劣勢。さすがに疲れたか。耐えしのぐ時間帯が続く。足が止まってボールがつながらない。本田のFKも炸裂せず。これは延長か…と思っていた42分。長谷部のすばらしい縦パスを香川が超絶コントロールでDFの裏に抜け出し。DFを振り切り、キーパーを交わして、100%PKのスライディングでつぶされたところを伊野波が押し込んで逆転!!!!すげえ試合だ。
・ザック、ここで香川アウトで永田イン。未出場選手をここで出すか、ザック。心臓おかしくなるわwww しかし、その永田も加わってパワープレーをしのいで、勝利。なんという試合。

・日本はかなり苦しい試合を乗り切った。開催国相手の異様な雰囲気の中でもぎとったこの勝利は大きい。よく我慢したし、よく思い切った。すばらしい試合を見れた。
・ただし、試合の主導権を握りきれなかったのは、今後に不安。吉田が1対1に弱いというのが、露呈してしまった。猛省すべきだが、いい経験になっただろう。確かにセバスチャンはすごかったのだけれどもね。それと、ロングボール対策をどうするのかということもある。韓国もイランも選択肢としてロングボールを持っている。岩政に全部叩き落としてもらうしかないのか、というかそういう問題ではない気がする。
・攻撃も機能しそうでしなかった。やはり4-4でブロックを作られると、どんな相手でも崩すのは難しい。それでも香川、本田、前田、岡崎が流動的に動く攻撃はそれなりに見せ場を作った。特に香川にゴールが生まれてよかった。吹っ切れただろうしね。かれらを遠藤がどう操るかで、今後の試合が決まる。ただ、こんなにガチガチに固めてくる相手はもういないだろうけど。
・気になった選手は長谷部。驚異の運動量、溢れるキャプテンシー。劣勢になればなるほど輝く短い足。なんかこの人イケメンなのにいまいちな感じがするのは、足が短くて体のバランスが悪いからかもしれない。いや、そうではなくて、すばらしいキャプテンです。俺が女だったら、いや、男でも抱かれたい。川島にも抱かれたい。
・伊野波も代役で決勝ゴールと大活躍。内田が戻ってくる準決勝はどうするのか。確かにゴールを決めたのだが、伊野波は組み立てがあまりうまくないし、内田のビルドアップはどのチームに対しても驚異。セオリーならそのままだが、守備力との兼ね合いになるのかね。

・カタールは惜しかった。ブルーノ・竹満徹・メツはよくやっている。あと一歩だったのは、経験の差か。帰化選手が多いとはいっても、まとまってたと思う。これで首切られなけりゃいいんだがなー。
・あと、審判の角刈りは別にホーム寄りではなかったが、なんか基準がよくわからなかった。副審の弱気な顔は夢に出てきそう。
・いや、あの副審の顔は見覚えがある…。
・もしかして、失踪した孝彦おじさん…?