じじいと13人 | picture of player

じじいと13人

GK 川口能活/ジュビロ磐田
GK 山岸範宏/浦和レッズ
DF 三都主アレサンドロ/浦和レッズ
DF 坪井慶介/浦和レッズ
DF 田中隼磨/横浜F・マリノス
DF 田中マルクス闘莉王/浦和レッズ
DF 駒野友一/サンフレッチェ広島
MF 今野泰幸/FC東京
MF 長谷部誠/浦和レッズ
MF 小林大悟/大宮アルディージャ
FW 我那覇和樹/川崎フロンターレ
FW 佐藤寿人/サンフレッチェ広島
FW 田中達也/浦和レッズ


ぷほっ!笑
いやー、さすがオシムさん。我々の予想の遥か上を行ってくれました。


個々のメンバーについては言うことなし。
長らく待望されていた人が多いですし、13人という人数を見ても、日程云々関係なく選ばれたことは明白。
13人しか選ばなかったのは、エッセンスの提示か。

つまり、私はこういう人を選びますよ、というオシムからのメッセージ。
今後はこの人たち+ガンバ&千葉が軸になっていくのは間違いがない。
大分の根本、高松、深谷なんかを呼んでもよかった気もしますが、それを言い始めたらキリがないし。
逆に言えば、これで呼ばれなくて、かつ日程関係ない人たちは、だいぶ奮起が必要と言うことですな。
久しぶりに希望が持てるメンバー。何年ぶりかでわくわく。


ただ、このメンバー表に込められたものが協会やマスコミに対する強烈な皮肉であることは、皮肉文化に乏しい極東の島国のっぺり顔民族にもさすがに明白。
「自分はあなたたちの思惑どおりにはならないよ」というのっけからの強烈な先制パンチ。
口ではおとなしいこと言っておきながら、笑顔でノックダウン狙いの強烈な一撃を繰り出してくる。
やるな、じじい。
某キャプテンはいくらでも御せると思っていたんでしょうが、こりゃ、ちょっと日本の協会とマスコミが簡単に相手できる人物ではないと思う。
もちろん、いい意味でね。
監督で、サッカーを囲むものたちにまで手が回る人は中々いない。
日本は本当にいい監督に任せることができた。


心配なのは、権力とお金の味を知ってしまった某川渕キャプテンが我慢できるかどうか。
たぶん無理。
そのときに彼がどう出るか。
トルシエやジーコのときのようにマスコミに圧力をかけるのか。
ただ、そんなもんあの監督には通用しないだろうな。
そうなると…ファルカンの時のようなことが起こるのかもしれない。

ただ、理不尽な理由でオシム監督を引きおろそうとしたとき、その時こそ、日本のサッカーが健全な方向に向かっている証拠だろう。
もちろん、それに対しては全力で異議を申し立てなければいけないのは言うまでもない。