書店で、気になっていた本がありました。

山崎将志氏 残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)


仕事が出来ない人と言われたら、

手に取ると、自分が出来ないことを認めるようだし、

残念な人で止まっていたら、同情されたくない!とか

反論したかもしれない。

このタイトル見事にハートを掴まれました。


そして、帯に書かれた「仕事と塗る絵は同じである」

という、ゾウの塗り絵。

心当たりがありました。


色々と心に残ったポイントがありました。

読書の際は、読むことに集中したいので、

気になった所は、本の下を折り、後から読み直して、

本当に気に入った本は、メモ帳にまとめます。

メモより一部ご紹介。


・問題に集中するな、機会に集中せよ

・貯金が一億円あったらやらない事は、やらなくていいことである。

・先ずは、役を演じる。「自分らしさ」を付け加えるのはその次

・「肉(スター)」と「玉ねぎ(脇役・裏方」の両方を同時には選べない

・目的「意識」を持つのではなく、目的をもつ。

 頭の中においておくだけでなく、紙に書く。

 そしてSMARTな行動に落とし込むのである。

  Specific(具体的である)

Measurable(測定可能である)

Agreed(納得している)

Realistic(実現可能である)

Timely(今やるべきことである、まだ期限がある)

・ハースバーグの二要因論

 人間には二種類の欲求がある

 苦痛を避けようという動物的な欲求(衛生要因)

 心理的に成長しようという人間的な欲求(動機づけ欲求)

 不満足を取り除くと、満足度が高まるということはない。

・塗り絵の5Step・・・こ

 こは是非、読んでいただきたいので、

 この辺にしておきます。


修士論文で悩む私が、ハッ!とした部分。

ゼミ教授のコメントと同じです。


・目標を「紙に書く」というのもポイントである。

 頭の中でぐるぐる思いをめぐらせているだけでは

 考えていることにならない。

 文字という形ができて、初めて考えは具体化するのだ。

 文字で表現できないということは、

 わかっていないということ。

 頭の中のイメージと文字で表現された内容が

 しっくりこないのであれば、検討が不十分だということ。


紙に書くこと、スタートします。


山崎将志氏 残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)  でした。

恐らく、去年の私なら、「自分には関係ない」と、

手にしなかったはず。

もしかして、私残念な人かも・・・そう思ったことが、

大きな一歩に感じます。

残念な人卒業します。