なぜ前回「金沢弁の起源はフランス語である」という
どう考えてもおかしな説を信じてしまったかというと。


まず、なかなか文字での説明が難しいのですが
金沢弁は発音が独特なんです。


時々前回の「ま」のような激しい時もありますが
基本は関西の柔らかい言葉だと思います。


独特の「ゆらぎ」があり
「あの~」が「あのぉん」の発音で全体的に
ゆったりゆったりな話し方。
言葉を口の中で転がす感じというか
けだるい感じというか、鼻にかかっているというか。



そんな方言なので、もともと
「フランス語みたいだな〜」とは思っていたんです。


そして実際フランス語のような
謎の方言にも遭遇していました。


「おんぼら~と」


このどことなくフランス語の
"Au revoir"(オルヴォワール・さようなら)
"Bon voyage"(ボンボヤージュ・良い旅を!)
彷彿とさせるこの方言


県外の皆さんに説明すると
「ゆっくりと、のんびりと」の意味です。
例:「おんぼら〜としていきまっし」→「ゆっくりしていってね」


「けんけん→鉛筆が尖っている様。剣剣??」など
金沢弁は結構ニュアンスでものを伝えることも多いので。


お、おんぼら〜とのニュアンス??
ああ・・・そ、そうね、ちょっと
ほっこりとした音だものね?そんな感じね?と
私の中で必死に理解しようとした
結果の脳内イメージがこれだったんです↓


違和感ないですよね?
欧風に溶け込んでますよね!?(←必死)
これはもう「フランス語起源なんや」とか言われたら
一瞬信じてしまいますとも。アハッ♡


さてさて、まさかとは思いつつ
この機にちょっと検索してみたのですが
なんと「穏やかに」の意味を持つ
「おんぼり」という言葉(方言?)があるそうで。



私は初めて出会った言葉ですが
全国ところどころで使われているようです。
(もしかして「おっとり」も関係ある言葉かしら?)


方言の前に、知らない言葉って
実はまだまだあるんだな〜とびっくり。
気軽に調べてみるって、大事ですね♪


ではでは。また次回♪♪♪

⭐︎発音の難しさについてはこちらの記事もどうぞ⭐︎


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小林みどり