2024年初更新です。

旧年中はたいへんお世話になりました

今年もよろしくお願いいたします。

 

 

能登半島地震から約1週間経ちました。

家族は皆無事ですが、金沢は能登の縁者が多いので

気持ちが落ち着かない日々を過ごしています。

 

被災された方々のことを考えると

言葉が見つからず…

ただただ亡くなられた方のご冥福を

お祈りするばかりです。

ご遺族に心からお悔やみを申し上げます。

 

 

 

 

例年と同じように辻占の記事を書き

さて、一息いれてからUPしよう、と

くつろいでいた時に弱い揺れがきて

 

TVをつけたり周囲を確認したりが

落ち着いた頃に再び弱い揺れ。

「え?また?」と驚いたのもつかの間

 

ヴヴヴヴヴ…という

明らかに危機を感じさせる、地鳴り?と

ともにどんどん揺れが強くなってきて

洗濯物の片寄った脱水機にでも

放り込まれたような

体験したことのない物凄い横揺れになりました。

 

実際どれほどの時間揺れたのか

全く分かりませんが

自分が息をしているのかしていないのか

今見えているものが本物なのか偽物なのか

分からない程の恐怖で

とてもとても長く感じました。

 

 

震度5強の金沢でこの状態なら

震度7の能登の恐怖はどれほどの

ものだったろう、と心が痛みます。

 

 

道路の陥没や灯篭の崩れ、買い物に行けば

店の天井の一部が崩れているなど

地震の爪痕は残りながらも、私の生活圏は

ライフラインに影響はなく

ほぼ通常通りの生活ができていますが

 

 

痛々しい映像を見るたびに

この通常を自分はたまたま継続できた

だけなんだと感じています。

 

 

能登に向かうであろう

自衛隊のヘリの音が聞こえるたび

車両を見かけるたび

「よろしくお願いいたします」

「ありがとうございます」と

祈るような気持ちです。
 

 

辻占の小さな紙には

「手を取りて」の文字。

 

混乱を避けるため、能登方面への

一般車両は通行止めになっており

今自分には募金くらいしかできることは

ありませんが

 

 

県庁所在地のある金沢が

支援の最前線になると思うので

必要な時に役に立てるよう

心身ともに健康を保ちたいと思っています。

 

 

皆さんもどうか余震に

お気を付けください。

 

 

小林みどり