▶介護殺人
誰にでも起こりうること・・・介護の今。
今月６周年！→リニューアルしました＾＾
ただいま、ランキング３位！ありがとうございます！
ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ
NHKスペシャル『介護殺人』
WEBはこちら
番組を観ました。
重たいエネルギーで具合悪くなりそうでした。
衝撃的でもあり、でも、介護者の気持ちは
まったく納得いくといいうか、、、
私にとっては介護は身近なこと、です。
自分は直接の当事者ではありませんが
父と母、祖母の介護は壮絶でした。
番組の中では
老老介護の末、認知症の妻の暴言に耐えかねて殺めた夫、
妻に頼まれて犯行に及んだ夫（その後自殺しようとしたけど死にきれず）
母が可哀想で犯行に及んだ息子・・・
様々なケース（苦しみ）によって
介護殺人が起きています。
この5年で全国で138件。
証言した方の気持ちが理解できるだけに
観ながら泣けました。
愛する人を殺めることは本当に苦しかったと思うし、
そして今なお、罪を償っても償いきれないくらいの
自分の痛みとして残ってしまいます。
驚いたのは殺人を犯したほとんどの人は
介護サービスを利用していたということ。
施設の人は「限界がある」とのことでした。
そうですね。
これはサービスを受ける受けない、
ではなく、心の変革が必要かもしれません。
物理的な支えの前の精神的な支え、
考え方を変える、メンタルケアをする。
でないと追いつきません。
だって、介護士さんも足りないし、
低賃金で重労働。
それは父の施設で体感しています。
父が13年前にクモ膜下出血で倒れて
数年間は病院→保健施設を数か所→自宅。
と、半身不随の父を母が介護してきました。
車いすでおむつになりましたが意識や記憶は元に戻って、
元気になって自宅に帰ってきて喜んでいる父でしたが
身体が動かせないストレスは母へ向かいました。
もともと喧嘩していた夫婦でしたけど
父の妄想で母はクタクタになって、可哀想でした。
（認知症ではないです）
身体が動かせないので発散しようがない父。
言動がエスカレート。矛先は母になっちゃうのです。
それを真に受けてしまうと本当にツライ(>_<)
番組内でも殺めた人は同じような状況になってました。
それでも介護をがんばってきたのは金銭的な余裕もないから
ということと父が可哀想だから。
家じゃないとダメなんです。
一度、特養も父が可哀想で断ってしまったんです。
でも、もう限界でした。
父の妄想や暴言はエスカレート。母は限界。
だから断ったことを母はかなり後悔していました。
今思えばあのとき入所していれば
母は癌にならずに済んだかもしれません。
母は昨年から癌に。
現在治療中です。
抗がん剤のせいで全く食べることができず、
やせ細って、体力が全くなく歩くことも難しくなってきました。
父の面倒もできなくなり、ショートステイへ父を預けましたが
月に１５万円かかります。（実費）
年金だけでは足りません。
貯蓄もないので治療をしながらも特別養護老人ホーム
の申請をとにかくしまくりました！！！
あれは一通ずつ自分で施設へ送らなければいけないんです。
そして、やっと入所できることに！
そこでは今までの老人施設よりもひどい状況があります。
なにせ、介護度が高い人がいるところですからね。
施設へ行くとずっと叫び続けている人などが居ます。
かなりの騒音。それが延々と続いているんです。
スタッフは半日聞いてるだけだけど、
入所者は一日中。。。
気が狂いそうなストレスを何とか保とうと頑張っているのか、
家族には迷惑をかけれないという想いがあるのか、
父は「歌だと思って聞いているよ」と言います。
歌どころではありません。
どれだけストレスか。。。
申し訳なく思いますが私は連れて帰れません。
申し訳ないという罪悪感。
介護者にも介護される側にもできる感情。
この罪悪感が母を癌にしたのでしょう。
子供のころから実家では母の母、父の母、どちらも同居し、
祖母は認知症でした。
小学生の頃は朝目が覚めると枕元に
祖母の排せつ物があったり、
毎朝、父が廊下を拭いている姿を見ていました。
今思えば壮絶な介護でした。
毎朝排泄物を掃除するのが日課というのは
かなりのストレスだったと思います。
でもそれを父は子供に感じさせまいと必死だったかも。
そして、父の母も病気に。
その後、母は乳がんに。
同じパターン。
介護って、、、本当にツライんです。
私も当事者ではありません。
離れて暮らしてますし、ちょくちょく実家へ帰ったり
病院へ行ったりしますが当事者ではありません。
結局、介護者は一人です。
孤独、、、これが一番ツライ。
誰にも相談できない⇒相談しても余計つらくなることもあります。
母は自分の在宅看護の手続きをしなければならず、
施設の保健師さん？から電話が来るのですが
話が良く分からないと言っていたんです。
するとたまたま私が実家へ帰っているときにその方から電話が。
話を聞くと何やらとても高圧的なかんじでした。
高齢者にはあの話し方はきついかな～と感じました。
お仕事なんでしょうけど治療で弱っていることを
もう少し察して頂けないかなーと思いました。
とても事務的で自分の仕事が優先な姿勢にがっかりしました。
助ける制度なのに全く母の助けどころかストレスになっていたんです(>_<)
どれだけ国が介護制度をつくっても
それが本当に必要な人に届かなければ仕方ないし、
もうそれも全員が受けれる時代ではなくなってきました。
受けれたとしても結局介護殺人は起こるのですから。
病気も介護も心の準備は必要です。
そして、周りとの付き合いも。
私の父は近所のご夫婦が「若いころお世話になった」と
色々と助けてくれるのですがそういった仲間をつくっておくことも
必要だな～と感じます。
子供が居ても、会いに来ないとか子供に期待しちゃあだめだね。
義母は「面倒みてね。」ってはっきりと自己価値を主張してくる人ですが（笑）
それから私も少なからず思ってはいけないことを
考えてしまったことがあります。
父は助かって本当に良かったのか？
と。。。
なんてひどい子供なんだ？！と思われると思って
言えなかったら結構みんな思ったことあるって
介護経験者が語ってくれて、言えるようになったけど。
だって、それほどツライんですよ。。。
介護って。
介護するために自分が失業するって、
離婚するって相当ですよね。
これって、医療が良くなりすぎてるから？
と考えてしまいます(>_<)
薬に頼る。医者に頼る。なんだか母とリンクしてしまいます・・・
自然の摂理に逆らうことはやっぱりバランスを崩す。
自然に逆らってしまって、結局はしなくていい
家族から殺される、家族を殺める。
そのほうが残酷な結末じゃないんですかね？
人間は自分や家族から殺めないと
死ねないところまで来てるんでしょうか？
病気だってそう。
自分のメッセージ。
長生きや長寿が幸せって誰が決めたんでしょう？
介護殺人や介護による苦しみが起きないようにするには
介護制度を充実させることじゃないと思うんです。
それよりも心の持ち方や考えた方、生き方を
変えることのほうが先な気がします。
私に何ができるかな？と見終わって思った。
何かできることないかな・・・
介護施設でのトラブルも多く、介護士さんによる殺人も増えてます。
当事者が悪い、というのではなく
この国の在り方を考えるときなんじゃないでしょうか？
あー、また三宅洋平さんにつながってしまった（笑）
政治のことを書いてうんざりされている方もいらっしゃると思いますけど
でも、アースガーデンとか好きな方とかオーガニックとかエコとかロハスとか
ファッションではなくて、本気でもし考えている人がいたら、
戦争反対って思っていたら自民党には絶対に入れないでね。
本気で地球のためにできることをしたいって
ほんとは皆が思っている。
人間の本質は優しさからできているって信じています。
だから、行動しましょう！
私たちがいま平和に穏やかに暮らせているのは
憲法や法律をつくってくれた人がいるからです。
それを改めてまた昔のような戦争する国になったら
この生活はありません。
少子化対策は兵隊をつくるためではありません。
全てのバランスが整って
より良い世の中になりますように＾＾
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重たいエネルギーで具合悪くなりそうでした。
衝撃的でもあり、でも、介護者の気持ちは
まったく納得いくといいうか、、、
私にとっては介護は身近なこと、です。
自分は直接の当事者ではありませんが
父と母、祖母の介護は壮絶でした。
番組の中では
老老介護の末、認知症の妻の暴言に耐えかねて殺めた夫、
妻に頼まれて犯行に及んだ夫（その後自殺しようとしたけど死にきれず）
母が可哀想で犯行に及んだ息子・・・
様々なケース（苦しみ）によって
介護殺人が起きています。
この5年で全国で138件。
証言した方の気持ちが理解できるだけに
観ながら泣けました。
愛する人を殺めることは本当に苦しかったと思うし、
そして今なお、罪を償っても償いきれないくらいの
自分の痛みとして残ってしまいます。
驚いたのは殺人を犯したほとんどの人は
介護サービスを利用していたということ。
施設の人は「限界がある」とのことでした。
そうですね。
これはサービスを受ける受けない、
ではなく、心の変革が必要かもしれません。
物理的な支えの前の精神的な支え、
考え方を変える、メンタルケアをする。
でないと追いつきません。
だって、介護士さんも足りないし、
低賃金で重労働。
それは父の施設で体感しています。
父が13年前にクモ膜下出血で倒れて
数年間は病院→保健施設を数か所→自宅。
と、半身不随の父を母が介護してきました。
車いすでおむつになりましたが意識や記憶は元に戻って、
元気になって自宅に帰ってきて喜んでいる父でしたが
身体が動かせないストレスは母へ向かいました。
もともと喧嘩していた夫婦でしたけど
父の妄想で母はクタクタになって、可哀想でした。
（認知症ではないです）
身体が動かせないので発散しようがない父。
言動がエスカレート。矛先は母になっちゃうのです。
それを真に受けてしまうと本当にツライ(>_<)
番組内でも殺めた人は同じような状況になってました。
それでも介護をがんばってきたのは金銭的な余裕もないから
ということと父が可哀想だから。
家じゃないとダメなんです。
一度、特養も父が可哀想で断ってしまったんです。
でも、もう限界でした。
父の妄想や暴言はエスカレート。母は限界。
だから断ったことを母はかなり後悔していました。
今思えばあのとき入所していれば
母は癌にならずに済んだかもしれません。
母は昨年から癌に。
現在治療中です。
抗がん剤のせいで全く食べることができず、
やせ細って、体力が全くなく歩くことも難しくなってきました。
父の面倒もできなくなり、ショートステイへ父を預けましたが
月に１５万円かかります。（実費）
年金だけでは足りません。
貯蓄もないので治療をしながらも特別養護老人ホーム
の申請をとにかくしまくりました！！！
あれは一通ずつ自分で施設へ送らなければいけないんです。
そして、やっと入所できることに！
そこでは今までの老人施設よりもひどい状況があります。
なにせ、介護度が高い人がいるところですからね。
施設へ行くとずっと叫び続けている人などが居ます。
かなりの騒音。それが延々と続いているんです。
スタッフは半日聞いてるだけだけど、
入所者は一日中。。。
気が狂いそうなストレスを何とか保とうと頑張っているのか、
家族には迷惑をかけれないという想いがあるのか、
父は「歌だと思って聞いているよ」と言います。
歌どころではありません。
どれだけストレスか。。。
申し訳なく思いますが私は連れて帰れません。
申し訳ないという罪悪感。
介護者にも介護される側にもできる感情。
この罪悪感が母を癌にしたのでしょう。
子供のころから実家では母の母、父の母、どちらも同居し、
祖母は認知症でした。
小学生の頃は朝目が覚めると枕元に
祖母の排せつ物があったり、
毎朝、父が廊下を拭いている姿を見ていました。
今思えば壮絶な介護でした。
毎朝排泄物を掃除するのが日課というのは
かなりのストレスだったと思います。
でもそれを父は子供に感じさせまいと必死だったかも。
そして、父の母も病気に。
その後、母は乳がんに。
同じパターン。
介護って、、、本当にツライんです。
私も当事者ではありません。
離れて暮らしてますし、ちょくちょく実家へ帰ったり
病院へ行ったりしますが当事者ではありません。
結局、介護者は一人です。
孤独、、、これが一番ツライ。
誰にも相談できない⇒相談しても余計つらくなることもあります。
母は自分の在宅看護の手続きをしなければならず、
施設の保健師さん？から電話が来るのですが
話が良く分からないと言っていたんです。
するとたまたま私が実家へ帰っているときにその方から電話が。
話を聞くと何やらとても高圧的なかんじでした。
高齢者にはあの話し方はきついかな～と感じました。
お仕事なんでしょうけど治療で弱っていることを
もう少し察して頂けないかなーと思いました。
とても事務的で自分の仕事が優先な姿勢にがっかりしました。
助ける制度なのに全く母の助けどころかストレスになっていたんです(>_<)
どれだけ国が介護制度をつくっても
それが本当に必要な人に届かなければ仕方ないし、
もうそれも全員が受けれる時代ではなくなってきました。
受けれたとしても結局介護殺人は起こるのですから。
病気も介護も心の準備は必要です。
そして、周りとの付き合いも。
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色々と助けてくれるのですがそういった仲間をつくっておくことも
必要だな～と感じます。
子供が居ても、会いに来ないとか子供に期待しちゃあだめだね。
義母は「面倒みてね。」ってはっきりと自己価値を主張してくる人ですが（笑）
それから私も少なからず思ってはいけないことを
考えてしまったことがあります。
父は助かって本当に良かったのか？
と。。。
なんてひどい子供なんだ？！と思われると思って
言えなかったら結構みんな思ったことあるって
介護経験者が語ってくれて、言えるようになったけど。
だって、それほどツライんですよ。。。
介護って。
介護するために自分が失業するって、
離婚するって相当ですよね。
これって、医療が良くなりすぎてるから？
と考えてしまいます(>_<)
薬に頼る。医者に頼る。なんだか母とリンクしてしまいます・・・
自然の摂理に逆らうことはやっぱりバランスを崩す。
自然に逆らってしまって、結局はしなくていい
家族から殺される、家族を殺める。
そのほうが残酷な結末じゃないんですかね？
人間は自分や家族から殺めないと
死ねないところまで来てるんでしょうか？
病気だってそう。
自分のメッセージ。
長生きや長寿が幸せって誰が決めたんでしょう？
介護殺人や介護による苦しみが起きないようにするには
介護制度を充実させることじゃないと思うんです。
それよりも心の持ち方や考えた方、生き方を
変えることのほうが先な気がします。
私に何ができるかな？と見終わって思った。
何かできることないかな・・・
介護施設でのトラブルも多く、介護士さんによる殺人も増えてます。
当事者が悪い、というのではなく
この国の在り方を考えるときなんじゃないでしょうか？
あー、また三宅洋平さんにつながってしまった（笑）
政治のことを書いてうんざりされている方もいらっしゃると思いますけど
でも、アースガーデンとか好きな方とかオーガニックとかエコとかロハスとか
ファッションではなくて、本気でもし考えている人がいたら、
戦争反対って思っていたら自民党には絶対に入れないでね。
本気で地球のためにできることをしたいって
ほんとは皆が思っている。
人間の本質は優しさからできているって信じています。
だから、行動しましょう！
私たちがいま平和に穏やかに暮らせているのは
憲法や法律をつくってくれた人がいるからです。
それを改めてまた昔のような戦争する国になったら
この生活はありません。
少子化対策は兵隊をつくるためではありません。
全てのバランスが整って
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