友人に連れられ、八幡西区黒崎の画廊喫茶くるくるへ。画廊、喫茶、フローラルスタジオと三つがうまく重なり合う。ゆったりとした空間に、玄米の定食などメニューにもやさしさが伝わってくる。そこで門司で画廊喫茶の開店を手がける方と出会う。新しい出会いは何よりのエネルギー源。


 リコーダーは素朴な音色で、室内楽ということもあってか、ゆったりとした画廊喫茶にはとてもマッチしそうな気がする。演奏ができたら素敵だなぁ・・・。紹介された門司の喫茶「センガク」にも顔を出してみたいと思う。ゆったりしながら話題になったのが、人生観。同じ作家が描いても違う絵のように感じられることがある。それほどまでに絵に人生観がにじみ出る。人生経験を重ねるごとに絵に味わいが出てくる。そういえば、私のリコーダーもそうかもしれない。「いろんなことを乗り越えてきたのでリコーダーの音色に深みがあるな」と言う聞いてくださった方からの感想が改めて心に響く。


 人々が急いで行き交う街角をスローモーションで歩いてみたくなった。ゆっくり、ゆっくり。でもしっかりと生きてますよ~