聖剣伝説 | 名もなき詩

名もなき詩

ゲイである作者が想いを作品として書いています。
僕個人としての感性なので万人受けする内容のものではございません。
不快に感じたり気分が悪くなるようであればお戻りいただけたら幸いです。

 

<プロローグ>

 

いつか 幼子心の在りし日に私の中から消えた

 

本当の心の破片と出逢えますように

 

その為に今日もこの手に自分を持って生きていく



 

 

 

 

聖剣伝説3 OP 

RosencrantzXXX様の動画を共有させていただきました。)





私がまだ暗黒にいた頃




私の中には聖域が広がっていた




一本の大樹が聳え立つ




それはそれは大きな楽園だった




憎しみ 悲しみ 嫉妬




喜び 愛 優しさ




痛み 苦しさ




急速な負荷が高まり




大樹も枯れ始めた





四人の妖精は旅立ちを決める




この心を救うため




母なる大地へ身を投じる




一人また一人と




信じる心が死んでゆく




最後の一人が再び私に宿った




いつの日か聖剣で聖域を救う