過去は旅立った そして僕も旅立つ | 名もなき詩

名もなき詩

ゲイである作者が想いを作品として書いています。
僕個人としての感性なので万人受けする内容のものではございません。
不快に感じたり気分が悪くなるようであればお戻りいただけたら幸いです。






秋の空 枯れゆく木々




静かへと続く道




理由なく心が痛かった




あんなに嫌いだった秋




正常な感情を失って




僕の秋は変わってしまった




季節に染まり過ぎない




故に風情は弱まっていた




月に舞いし紅葉




雲隠れする星達




美しさは今も変わらず




僕は秋を脱ぎ自由へと旅立つ