本日で2010年度も終わり。創業以来、非常にチャレンジングな期でした。
そんな訳で2010年度最終月の締め会。
今期の目標は、200%成長。
また経営指標目標としては、
・脱広告収益依存、そのための課金・手数料収益増
・プロダクトクォリティ強化、そのためのプロダクト人員採用
・社員あたり通期1億円の収益基盤構築
結果は、増収増益であったものの、200%の達成はならず。
前期比で140%成長となりました
詳しくは社員総会で伝えますが、200%成長のために採用やプロモーション、開発費等、
諸々含めると総額3億近くの投資をしました。
何もせずに3億プラス、つまり5億弱の利益を上げ、その代わりに、衰退、淘汰されていくか。
出た利益で、飛躍するための事業及び人材投資を果敢に行っていくか。
これは今期に入る際にグアムでの社員総会で伝えたことで、
「中途半端な利益はいらない。成長し続ける企業となる。」という言葉に紐付く判断。
投資については、角度(成長スピード)は緩いながらも確実に成果に結びつつあるものの、
期内における200%成長に紐付いていない事実、代表として自らに厳しくありたいと考えています。
当社の業績については様々な噂があり、場合によっては売上3億等(笑)、
20億くらい超えないようでは恥ずかしく公開する気はありませんでしたが、
採用面においても悪影響が出ることもあるため、今期より業績を公開することとしました。
2010年度 売上 約14億円 営業利益 約1.4億円
但し9月に、サーバ等、来期に向けた大型投資を単月で行い、
実態は2億弱の利益で着地するところを3000万相当、投資に回しました。
また8月に進めた利益率が低かったり、スケールする見込みのない事業撤退や縮小により、
通期の売上効果で言うと、来期は4億程度がなくなることとなっていますが、
選択と集中によって2011年も、勿論、増収増益を目標とします。
細かな数字や方向性については社員総会にて。
ソーシャルメディア事業部 当執行役員 坂よりスピーチ。
足元の数字は非常に良い方向に向かっています。あとはその成長角度(スピード)を高めるだけ。
やるべきことは決まっている。全員が一丸となって挑み続けましょう。
クラウドソーシング事業部 担当役員 萬治よりスピーチ。
これまでの間、クラウドチームは実質3名も満たない状態が続いていました。
8月の選択と集中のタイミングで、その人員を6名まで増員。本気で伸ばしに行っています。
こちらも良い状況が生まれており、12月までに数字においても良い結果が見込まれています。
最後に経営本部 執行役員 東本よりスピーチ。
彼が経営本部の責任者となって以来、企業としてより盤石な経営体制を敷くことができ、
経営本部全員のポテンシャルが引き出されていると同時に、
私自身がより事業戦略に注力し、アグレッシブに攻めることができるようになりました。
あとここに含め札幌ラボ 担当執行役員の中村も含め、
今期に築けたこの体制は、非常に頼もしい。
役員紹介のページも用意したためどうぞ。
http://company.realworld.jp/directors.html
最後に今月入社のエンジニアのS藤さんより挨拶。
企業メッセージや事業戦略を明確に、しっかり伝えたこと、
また移転効果もあってか良い人材と巡り合えるようになりました。
今期、振り返ってみれば、全社員本気で良く挑んでくれたと思い、深く感謝しています。
何よりも大きいことに皆で一丸となって挑戦できたこと、最高に良かったです。
2011年度も今まで以上に大きな挑戦をし、大きく成長して行きましょう