近藤産業株式会社倒産
大阪のマンション開発分譲業者、「近藤産業株式会社」が倒産です。
近藤産業は東証1部上場会社のデベロッパー「ゼファー」の100%子会社。
5月30日に大阪地裁へ自己破産を申請し、破産手続き開始決定を受けたようです。
同社は「メロディーハイム」というブランド名のマンションの開発分譲を行っていました。
2006年にゼファーが当社株式の100%を50億円で取得、子会社化しました。
2007年3月期の年売上高は約276億8,600万円を計上していましたが・・・
倒産原因は他の倒産企業と同じく、不動産市況の悪化による販売計画のズレから資金繰りの悪化。
2008年3月期は年売上高199億6,900万円、経常損失13億4,100万円、当期純損失23億4,600万円まで悪化しています。
ゼファーも支援できなくなり、倒産ということになったようです。
負債総額は約322億5,800万円。
デベロッパーの倒産が目立つようになりましたね・・・