おはようございます。和田です。
今日は、ポジショニングの事例、つまり条件を絞り込むと魅力が増すことがわかりやすい事例がありましたので紹介します。
それは、防音の不動産情報を取り扱うホームページです。
キャッチコピーに、「アーティスト・ミュージシャン・エンジニア・演奏家のための厳選不動産情報」とある通り、防音設備がしっかりと備わっている物件を、スタッフが実際に現地を取材し、納得のいった物件のみを掲載しているのです。
MUSICMAN 不動産
現時点では、掲載情報は少ないですが、非常に価値がある情報です。
従来の不動産情報は、数の勝負です。
家さがしは、偶然良い物件に出会うこともありますが、本当に好みの物件を見つけるためには時間も手間もかかります。
結果的に、限られた選択肢の中から、自分の譲れない条件に合わせて選ぶしかありませんでした。
しかも、条件が特殊な条件であるほど探すのは困難を極めます。
MUSICMAN 不動産のニーズは、市場全体から考えたら小さな需要しかありませんが、「アーティスト・ミュージシャン・エンジニア・演奏家」にとっては、何よりも有益な情報になるのです。
対象となる利用者が明確で、その利用者に向けた情報の質が良いことが、ホームページのポジショニングを考える上で重要なことなのです。