常識の変わり方|ノンアルコールビールの場合 | Webビジネス改善講座

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おはようございます。和田です。


今日は、常識の変わり方を体感できる身近な事例がありましたので紹介したいと思います。


それは、ノンアルコールビール市場です。


年末年始は、お酒を飲む機会も増えるものですが、多くの飲食店でノンアルコールビール(ノンアルコールカクテル)を提供しています。


スーパーでビール売り場をみると、ノンアルコールビールの品ぞろえも充実していて、大容量の商品や6本セットの商品も山積みで並んでいます。



お酒を飲まない(飲めない)人の定番飲料といえば、ウーロン茶、コーラ、オレンジジュースだったのですが、ノンアルコールビール(ノンアルコールカクテル)の選択肢が増えたことは、常識を大きく変化させた商品です。


実際にクルマの運転などがあり飲酒できない集まりでは、ノンアルコールビールは重宝されます。ノンアルコールビールは、飲まない人も場の雰囲気に一体化しやすいのです。



商品ラベルのデザインや商品ラインナップ(黒ビール風)、味の改良を見ていると普段お酒を飲む人にもニーズが生まれていることに気がつきます。



ビールティスト飲料自体は、「TaKaRaバービカン」という商品が1986年に発売かなり昔から存在していたのですが、それほど普及はしていませんでした。(実際には1%以下のアルコール分を含有している商品)


もちろん味の問題もあったとは思うのですが、2009年4月に、世界初のアルコール分0.00%のビール風味炭酸飲料が「キリンフリー」として発売してから常識が変わり始めます。



キリンがプロモーション活動を積極的に行ったことに加え、飲酒運転が社会問題として大きくクローズアップされ、飲酒運転者への罰則が強化されただけでなく、同乗行為や酒類の提供者も罰則の対象となったこともあり、世の中の常識が大きく変化してゆきました。

わずか数年の間に起こった大きな変化です。






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