おはようございます。和田です。
今日は、昨日紹介した真心マーケティングの本質についてお伝えします。
真心マーケティングとは、理想のお客様に向けて、心のこもったサービスを提供することを表現した言葉ですが、その本質はシンプルです。
『お客様の事を大切に思うこと。』
簡単そうで、この本質は奥深いのです。
先日(6日)の記事『コールセンターで最も価値があるサービス』
でお伝えした通り、誰もが気がついていながら、本質とずれたサービス提供をしていることが多いのです。
良くある話ですが、一般のお客様が利用した時よりも馴染みのあるお客様が利用した時の方が、優遇されたサービスを受けることが出来ます。VIP待遇というものです。
VIP(very important person:国家的に重要な人物。要人。)並の扱い。
常連のお客様が優遇されるのは、お客様との関係性づくりの上で必要なことですが、このVIP待遇が、自社の社長だったり、マネージャーだったりすることがあります。
これは、多くの会社で起こっていることなので、誰しも経験があることかも知れません。
チェーン展開しているお店だと、この社長やエリアマネージャー視察に、一般客としてお店を利用中に遭遇することがあります。
明らかに違う雰囲気がお店に漂っていて、スタッフの集中力が違う方向に向いていたりします。社内の事情が、最優先事項になっているのです。
これは、お客様に直ぐに伝わります。
そんな時、いつもVIPを迎えるつもりで準備をすれば、明らかに、今以上に心のこもったサービスを提供できるのではないかと思うのです。
お世話になった恩師と久しぶり会う時の気持ち。
恋人との初デートの時の気持ち。
VIPを接客する時の気持ち。
そんな気持ちに、『お客様の事を大切に思うこと。』の本質が眠っています。