拍手お礼~さいゆ~き(10-2)~ | ななちのブログ

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このブログは、スキップビート好きの非公式2次小説作成SS中心です。作品については、あくまで個人の趣味で作成しています。
馬車馬のごとく働く社会人ですので、更新スピードは亀ですが、よろしければお読みください☆

―――時は唐代―――



人間と妖怪が共存していた桃源の時代は過ぎ去り、世は混沌としていた。

そんな時代を憂いた魔の王モ―魔王とその妻子と仲間たち+村娘。

彼らはこの世の乱れを正しき道へと戻すための聖典を求め、天竺を目指す。



そこに立ちはだかるのは……



「そこの6人、待った~~~~!!」

「モ~~~~!!しつこいわよ!!私は早くこのバカバカしい話を終わらせたいの!!」

「俺だって終わらせたい!!でも、その聖典の内容を君達が手に入れることは許せない!!」

「だ、大丈夫だって。そんなバカバカしい内容のもの、読まないから!!」

「いや、最上さんは絶対読む。だから俺は何としてもここで最上さんを止めなくては……。」

「……何だか物語の趣旨、変わってきていない?」

「どうでもいいわよ!!うふふっ、早く聖典を手にして、蓮様を私のものに……。フフフフフフ……。」

「お~~~い……。早く俺を瓢箪から出してくれ~~~……。」



 瓢箪の中に入ったままのローリィ三蔵と、三蔵無視の2人の弟子。

…あれ?1人いないけれど…。



……まぁ、いいですか。



「よくねぇ!!コラ~~~!!これで終わりとか言うなよ~~~!!」



 さてさて、魔王が聖典を求めるこの物語。

 決着はいかについたのか?

 それは皆さんの心次第……。



「それで終わらせる気か!!っていうか、俺はどこに行ってるんだ~~~!!??」



 おや、どこからか空飛ぶ豚の言葉も聞こえてきますが…。

 

「「「「「「いざ、天竺へ!!」」」」」」



 女性陣の固い決意とともに続けられる、聖典を手に入れる旅「さいゆ~き」。

彼女たちは混沌を沈める聖典を手に入れることができるのか?

 

それは、仏のみぞ知る……。



(さいゆ~き 完)










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