幼稚園に落ちた!どうする我が家? | のんきな3人ぐらし

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夫と中3の娘と3人でその辺のマンションに住んでいます。株式投資に夢中で、ブログの更新をサボりがちです。


頭がパニックしているときは、傑作くん&しおりちゃんの歌声が聞きたくなります。本日長文です…お許しを。


「補欠」の知らせが届いた。

私が受けた幼稚園で「補欠」とは実質的に「不合格」を意味する。

封書をあけたときは目を疑った。
思わず名前を確認してしまったほど。


合格を信じていた。

面接は完璧ではなかったし、終了後は落ち込んだりもした。それでも合格圏内には入っているのではないかと思っていた。

というのも、お受験界でいわれる「ご縁」を結ぶための努力だけは重ねてきたから。
どの園にしようか迷っていた時も、園の行事や説明会にはほぼ参加した。

そして何より園長に言われたことをすべて実行してきた。

「こういう子に育ててほしい」

ということを頭にいれ、何より面接のために言われた諸注意をすべて忠実に守ってきた。

先輩ママさんからも、園長の言う通り言葉のまま受け取っていい。
面接は大丈夫だと聞かされていた。

率直にいえば、落ちた理由がわからない。

「何で落とされないとあかんねん!」

結果報告をした一言目から逆ギレだった夫の気持ちもわかる。

全員合格ではないものの、確率的には合格者のほうが多い。
入れなかった理由が思い当たらない。

「ご縁がなかったから」

の一言では納得ができない自分がいる。

落ちたら2年保育って決めていたものの、相手から断られることがこれほどショックとは。

私が受けた幼稚園にかぎっては、子どものせいではないと思う。そう聞かされてきた。

となると、夫と私が親としての人格を否定されたような気がしてくる。
広い園庭を気に入っていた娘に申し訳なくて号泣してしまった。


ふっと冷静になる。

泣いている場合ではない。
本当に2年保育でいいのか。

少しでも3年の気持ちがあるのなら、空き枠のある幼稚園を急いで探さなければいけない。

仕事中だった夫に電話で相談。

・娘を相手する私の体力面
・同世代の子との関わりが少なくなってしまうことへの不安

夫の2年保育への心配はこの2点。

とりあえず心当たりがある園に電話をすると「まだ大丈夫だ」という返事をもらえた。

考えてもいなかった幼稚園にするか、私の希望でもあった2年保育にするか。
必死で考える私。

それでも落ちたショックから面接を何度も頭でよみがえらせてしまう。

何がいけなかったか、一つ一つ検証してみた。

基本的には、他の保護者の方と似たようなことを言ったはず。


あっ!!!

面接官であった副園長の心証を悪くしかねない発言を思い出した。

たぶん、いや、絶対にあの発言。

思想が異なりすぎると思われたのだと思う。実際、違う。
幼稚園だからいいか、という安易な考えをしていた。

副園長はおそらく、元々私たち家族にいい印象がなかったのだと思う。

通いまくった幼稚園だから、副園長も親子ともに顔見知り。
そんな親子を落とすのだからよほどのことだと思う。

いま思えば、娘に対する面接質問もちょっとおかしかった。
答えられない質問を、執拗なまでに繰り返してきた。

園長と先輩ママさんから聞いていた話とは違う。

最初は恥ずかしがっていた娘も、あまりの副園長の態度に嫌気が差したのか、下を向いてしまった。
そんな私たち親子の姿は、副園長には許しがたいものだったのかもしれない。

今回、幼稚園に落ちたことで、周りの方の優しさと冷静な意見のありがたさが身にしみている。
と同時に、あまりにも無知で世間知らずだった自分にも気づけた。

とてもいい勉強になった。

夫と娘はともかく、私にとっては価値観を変えかねないほど大きな大きな出来事だったと思う。


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両家の祖父母が笑ってくれたことに救われました。娘はよくわかっていないらしく、まーったく気にしていない様子。娘が不合格を悲しんでいたら、益々落ち込んでしまったかも。


2016年11月4日 追記

4年も前の記事にもかかわらず、多くの方にアクセス頂きましてありがとうございます。

娘は今年、1年生になりました。
少し加筆しますね。

幼稚園に落ちたあと、あれこれ悩みまくりました。


親に厳しい幼稚園


ブレまくる教育方針

2年保育?3年保育?我が家の結論

↑お暇な方は、幼稚園におちた直後のブログ記事をご覧ください。

結論として我が家は2年保育を選びました。首都圏のみならず、全国的にも少数派であろう2年保育。

2年保育に向く子


保育士の友人が当時くれた言葉ですが、今の娘を見ているとまさにその通りです。
文中に出てくる国立大附属に通っているような才女ではありませんが、娘は2年保育にしてよかったと言い切れます。

世間でいう年少の時期に、親子で濃密な時間を過ごしたせいか、娘の精神面が急成長しました。
別人のようになりました。
幼稚園選びを考えている時期の方にとって、小学校なんて遠い先の話だと思います。

それでも、あっという間です。

先をみすえて、幼稚園を選ぶのも一案だと思いますので書いてみます。

2年保育と3年保育で育った子、お勉強幼稚園、のびのび幼稚園、一般的な保育園で育った子
未就学児のころに過ごした環境は、小学生にもなれば違いはありません。

コミュニケーション能力については、個人差(性格差)が大きいようです。
世間一般には、お勉強幼稚園の子は低学年の頃までは、勉強がよくできる子が多いといいます。
娘のクラスで見ているかぎり、そこまでの差は見受けられません。

『先生の話をきちんと聞く』
→聞いているフリになっていないか要注意

これを幼稚園だけでなく、親からも
教えてきたかどうかは、差が出るように
思います。

それをふまえて思うのが、幼稚園はどこを選んでもオッケーということ。

親の都合最優先でもよし、子どもの性格を重視してもよし。
幼稚園は短時間保育です。

勉強も運動も、いくらでも家庭でカバーすることができます。

以下、私なりに感じていることを記してみます。

★ひらがな学習について

入学すると、とめ・はね・はらいを意識したひらがなを学習します。

入学前から文字を書くことに慣れている子は、癖がついていることが多いので、厳しい先生だと赤字でチェックされまくりプライドが傷つくそうです。

先取り学習を好まれる方は、年長になったら、ひらがな学習の参考書を取り入れことも一案だと思います。




うちは入学後に、この練習帳と宿題を併用して特訓しました。
(入学前はおそろしく汚い字)

今はありがたいことに、娘のことを習字を習っている子だと思われる方が多いです。初めての通知簿にも、文字が
丁寧ですとの記載がありました。


★さんすうについて

足し算・引き算をする前に、数の概念を教えておくことが大事だといわれています。

フラッシュ式で計算を覚えても、その後でつまづいてしまう子が中にはいるようです。

 

 

 



私は丸山美和子さんの考え方が、一番わかりやすかったです。
私は先取り学習をするよりも、その年齢に応じた内容を学んでほしいタイプの親です。

途中退会をした時期もありますが、Z会を続けています。
幼稚園のZ会は、今となれば年長からやれば十分という気がします。

それでも、お勉強の時間が一切ない幼稚園に通わせていた我が家にとっては、精神安定剤のようなものでした。

以上、長すぎる補足でした。



2020年10月1日 追記

8年も前の記事へ、今でも多くのアクセスをいただきありがとうございます。
娘は小学5年生になりました。可愛らしかった幼稚園生ころが、幻だったかのような反抗期女子です。ちょっと振り返ってつづってみました。

・あれから8年が経ちました