先日研修があり 岩手に行ってきました。ずーっと行きたいと願っていました。
5年7ヶ月前 テレビで見た光景が今でも忘れられません。
津波に流される家や車、何か映画の一場面かと思ったことを憶えています。

また頭をよぎったのは 親友の安否でした。
なかなか情報が得られず 安否が分かったのは1ヶ月半くらい経ってからでしょうか?!
名古屋に住むお友達からでした。すぐに連絡をとり ご家族全員の無事を確かめられました。☺

それから行きたいと願っていた友の所へ やっと行くことが叶いました。
友の車に揺られ 2時間半 研修の後だったので夜の車窓から見えたのは、灯りに照らされた町の一部分だけ
新しい街並みは賑やかさを取り戻していたようにみえましたが・・・

翌日 同じ道を通り ビックリです。たくさんのショベルカーやダンプカーが町のあちらこちらに
まだ復興途中です。月日はもう5年7ヶ月も過ぎているのに まだまだ暮らしは戻っていません。
私が昔遊んだ砂浜は 今ありませんでした。
車で走っていると 津波がここまできましたという道路標識があります。『えっーこんな所まで』と
驚くばかりです。
また『復興住宅は建てられたけれど、そこに戻ってくる人たちはどの位いるのだろう』との友のひと言。
盛り土をしている広大な場所は 以前は町の中心地だったとのこと。
大震災の爪痕に いろいろな想いが込み上げてきました。

研修の講演の中に 〔心のケアセンター〕の今日までの取り組みの話がありました。
トラウマを抱えた子どもたちが、5年7ヶ月経って やっと震災のことを話せるようになったこと。
そのためこれからやっと、心を開いてきた子どもたちの心のケアが出来るというお話しでした。考えさせられます。

私たちが忘れてならないことは、自然災害で今も日々の暮らしが取り戻せない人がいること。
自分に出来ることを、何があるか 今一度考えてみたいと強くおもいました。

百聞は一見にしかず 写真を撮ってきたのですが、携帯が壊れバックアップ出来ませんでした。
ぜひ皆さんも 直接見聞してみて下さい。

心のケアというお話しの中で 【トラウマ】を言語化する難しさに触れていました。
その大きさは別として 私たち一人ひとりにも 心の不調を来している原因が潜んでいるように思います。
まずはその正体に気付くこと
心の健康のためには まず気付くこと そして言葉にして聴いてもらうことが大切なんだと思います。

11月の茶話会は4日金曜日です。ぜひ出掛けて来てください。


🐶大変です。コキチャンを美容院に預け、帰宅してビックリ!!😂
お尻だけ頼んだカットが  あ~あ なんと  全身に  
せっかく伸びたゴールデンリトリバー風の毛が すっかりカットされていました。
私の顔がひきつったのは言うまでもない  寒さに向かうのにどうしよう
心なしか寝ている姿はまるまっていて寒そうです。🐾