旅行記も今回が最後となりました。
それではセルビア編2です。
朝食にスコーンを焼きました。
こちらのヨーグルトが美味しいです!カスピ海ヨーグルト版飲むヨーグルトみたいなのがたくさんありました。
プルーンを煮詰めたジャムをつけていただきました。
ミルクのパックが可愛かった。
近くにセルビア正教会の修道院がありました。そこで作られたワインとシュナップスをお土産に買いました。
ひたすら何もない道を走って、、、
着いたのは、ラヤツという古い村。
1920年代、ヨーロッパの葡萄の木が病気にやられて全滅してしまいました。この村の葡萄の木は生き延びたお陰で需要が伸び、村はとても栄えたそうです。その子供達はワインで得たお金で十分な教育を受けることができ、高い地位の職業について村を出て行ってしまいました。やがてヨーロッパの葡萄畑も復活し、今まで通り生産されるようになると村は一気に寂れて行きました。
今は老人ばかりでほとんど住んでいないそうです。元々、ワインの酒蔵と住居は分離していたので、こちらに残っているのは廃墟とお墓だけ・・。
過疎化が進んで田舎に誰もいなくなっているのは、日本もヨーロッパも同じようです。
最後の日の夕食は、ラタトゥーユにしました。
朝、地元の人が集まるマーケットで買い物をしたのですが、はっきり言ってズッキーニとトマトときゅうりと、ジャガイモ、そしてキャベツしかなかったのです(^_^;
でもどれも美味しかったです。
スーパーで見た巨大なケーキの写真を撮りました(^o^)
コストコサイズ?
(^o^;
ちなみに前にご紹介した、チーズを重ねて焼いたお料理に使っていた薄い生地は、こちらです。
「コレkore」って言うのでしょうか。
伸ばして具を入れて、くるくると巻いて焼きます。
中に入れるのは、チーズや、ほうれん草、お肉などなんでも。リンゴやジャムなどの甘いものも入れます。
いかにも中東なお菓子。トルコのお菓子ですが、ゴマと砂糖のお菓子で日本人にも馴染みのある味です。
翌日、空港へ向けて出発。
何にもない。
草原が広がる風景。
途中でドナウ川に出会います。
対岸はルーマニア。
ドナウ川はこのまま流れて黒海へ。
でも私たちはまた上流へ。
ベオグラード市内に入りました。
社会主義国だった頃の名残がたくさん残っています。
空港の前のパン屋さん。先ほどのほうれん草を巻いたパンもここで買いました。
さようなら。セルビア。
ウィーン編2
ウィーンに戻って来ました。
飛行機でついてすぐ向かったのは、「ウィーン楽友協会」ムジークフェラインです。
この日のコンサートは、オーストリア第二の都市、グラーツのオーケストラ。偶然にも4年前の2015年5月にドイツにアマチュアオーケストラのワークショップに参加した帰り、1人で訪れた街がグラーツでした。
本当にご縁というのは面白いものです。
ウィーンフィルの定期演奏会ではないので、ほとんどが観光客のようでした。
開場とともにみんなわらわらと入っては、
「ここが毎年、お正月にニューイヤーコンサートでテレビで中継されている所かあーーー」
と、嬉しそうに記念写真を撮りまくっておりました(^o^)
団体客は、西洋人がほとんどで(多分イタリアとかの人)東洋系は多分中国か韓国の人たち。
日本人の団体客は流石にもういなくて、個人単位でちらほらと見かけるだけでした。
ホールの響きは優しくてふわーんと包み込まれるようでした。
一緒に行った夫は大変感激している様子でした。が、最近はアマチュアであってもお金さえ出せば、楽友協会での演奏会に参加できるツアーもありますので、ただ聴くよりもここで演奏してみたいと、私などは思うのでした。
演奏終了後。大型の観光バスが並んでいました。
向かいにあるカールス教会。ちょうど月が綺麗に見えました。
これでウィーン最後のミッションも完了。
出発前にウィーン空港で食べたアプフェルシュトゥルーデル。
さようなら。ウィーン。
最後にオランダ航空KLMのちょっと悲しいヴィーガン機内食をご紹介しましょう。
1回目。
2回目。
一緒やん(-_-;
これで終わるのは悲しいので。
セルビアで出会ったククにそっくりの猫。
一生懸命お留守番してくれていたトト。
(^_^)