韓国の原発幹部に実刑 中古部品を塗装し「 | rausisapeのブログ

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徳島刑務所(徳島市)が、勾留中の男性被告(63)宛てに弁護人から郵送された裁判資料などを、誤って別の収容者に渡し、一部を紛失させたことが分かった. 弁護人は「被告と裁判の打ち合わせもできない」と批判. 国家賠償請求訴訟を検討している. 20日に徳島市内で会見した弁護人によると、徳島県阿波市の会社会長の脱税事件に絡み、7月17日、共犯とされた税理士らの供述調書などを段ボール箱に詰め、被告の会長宛てに郵送した. その後、会長と計6回接見したが、書類は届かなかった. しかし、刑務所を出た収容者から8月16日に「書類を持っている」と電話があり、事態が発覚. 同19日に刑務所が書類を回収したが、裁判の証拠の目録36枚が紛失していた. 会長は起訴内容を全面否認しており、弁護人の中田祐児弁護士は「ずさんな対応で、個人情報の流出も前代未聞」と指摘. 徳島刑務所は経緯を調べる方針で、辻本隆一所長は「ご迷惑をかけ、大変申し訳ない. 調査結果を踏まえて事務手続きを見直し、再発防止に努める」との談話を出した. 韓国の古里(コリ)原発(釜山市)の幹部職員が、原発の中古部品を無断で持ち出して業者に組み立て直させ、新品機器として同原発に納入させたとして、詐欺罪で懲役3年の実刑判決を受けていたことが分かった. 近隣住民は原発の安全管理のずさんさを示すものだと反発している. 判決は釜山地裁東部支部で20日に言い渡された. 判決文によると、同原発を運営する公営企業「韓国水力原子力」でタービン部品の購入を担当する課長が2008~10年、受注業者と共謀し、保管中の中古部品を無断で持ち出した. そのうえで、さびを塗装するなどして組み立て直させ、新品として同原発に納入させて、総額約32億ウォン(約2.3億円)をだまし取ったとされる. 裁判長は「国民の安全に直結する原発の安全性に深刻な疑いを持たせる重大犯罪だ」と指摘し、実刑が相当とした. 古里原発では1号機で今年、全電源喪失の事故隠しが発覚した. 敷地に隣接し、集団移住を求めている地区の代表は、朝日新聞の取材に「今回の判決で原発の管理のずさんさが分かった. 安全への信頼は地に落ちた. すぐに閉鎖すべきだ」と話した.