18時30分。らーめん勝の大きな看板は消灯していた。
節電だろうか。
今回は並ばずすぐに入れた。
中華そば、脂多め、もやしトッピングでお願いした。
僕のあとに男性客、女性客と来て満席となった。
カウンター備え付きの調味料の写真を撮った。


自分、ここまでピカピカに磨いて手垢ひとつもついていない
状態を他で見たことがないです。
厨房もカウンターもよくここまで磨いてピカピカなのかと
驚きます。
こういったお店でまずいものを出すはずはないですね。
調理師は衛生と清潔がモットーであり調理服は白が当たり前と
いう世界。和食の職人が長髪で髭をたくわえ黒Tシャツを着て
いるなんてのはみたこともない。


らーめん勝も白の調理服で和食と同じで短い頭髪。
それだけで安心だし気持ちがいい。

 

 

 

 


ホープ軒の伝統を受け継ぎ、ホープ軒本舗よりもさらに
細い麺。これは極細麺と言ってよい細さ。
トッピングのもやしはさっと火を入れてシャキシャキ。
冷めないようにときたまもやしを盛ったざるにお湯を
かける。
熱く出すために丼ぶりをお湯に通し、
さらにお湯を張ってから、きれいに布巾でふきとり
スープを注ぐ。
背脂の分量を微妙に調節するのはかつての船橋らーめん一丁
の山口さんを思い浮かべてしまいます。
見た目にはこってりしているけれども食べてみれば
あっさりとしたスープ。
塩分はラーメン専門店ではなくこだわりのある割烹料理屋の
平均レベル。ちゃんとした和食の店で食べると薄味のように
感じるものですが、素材の味を生かすにはそのくらいが
まさしく塩梅であります。
らーめん勝スープの塩分はほんとお見事!!
味濃い目、辛目というのが好きな方方には物足りない
かもしれないです。
自分は塩分を気にしてスープは残すようにしているけれど
全部飲み干しました。
昆布の風味が優しく、ほんとうまい。


厚めに切った煮豚が二枚。
よくある箸でつかめないほどとろとろにしたものではなく
ちゃんと肉の食感を残しつつ、かつやわらか。
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<系図>
ホープ軒本舗→千駄ヶ谷ホープ軒→らーめん香月→らーめん勝
船橋らーめん一丁(閉店)やらーめん涌井がやはり香月出身なので同世代。
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食べログ↓
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