最近コレステロール値で、悪玉だ、善玉だと言われてきたLDDAが、あまり悪玉だと言われなくなってきたと思いませんか?
テレビでもようやく低コレステロール症の怖さを語りはじめてきました。
元々コレステロールというのは、自身の身体で作られ、血管の柔らかさや、血管内の傷口の修復に役立つもので、悪玉悪玉と悪者扱いされるものではなかったのです。
2つのコレステロールHDLには、組織に溜まったLDLを取り除く作用があり、これによりHDLを善玉、LDLを悪玉というイメージが作られたのです。
あまりにも悪者扱いされるため、少しコレステロールが高いだけで、抗コレステロール剤を投与される人が増え、今や1千億円以上と言われます。
1982年にはたった200億円市場がです。
血圧にしても以前のガイドラインでは最高血圧160以上が薬の投与対象だったのが、今や140または130になるという噂も・・・
そうなると全国民の半分がメタボ対象者になる勢いです。
最近は薬の投与のしすぎに警鐘をならすドクターも多くなりましたが、まず血圧のあがる原因を見つけ、生活環境を見つめなおすことが大切になってきます。
自分自身の身体としてのメインテナンスの仕方や、薬の弊害についてのお勉強も必要になってくると思いませんか?
テレビで流行った健康法にすぐ飛びつきのではなく、今一度自分の身体についてよく知る必要があると思いますよ。