矢沢永吉 3日目GRASS ~帰宅 | 多岐亡羊 音楽支部

矢沢永吉 3日目GRASS ~帰宅

フェスの前に一度かいたように、はじめはおおとりの永ちゃんをみるのは「イマイチ乗り気でない」感じだった。

が、しかしフェスのパンフを見て気が変わった。


曰く「曲を知ってるかとかそういうことではなく、(矢沢永吉を見るのは)徳川家康とか福沢諭吉(のような歴史上の人物)に会うようなもの」


確かに。(笑)

乗れるとか乗れないとかそんなことは関係なく、「見ること」に意味がある。と思いなおしたのがフェス1日目。

で、吉井でもみくちゃぼろぼろになった後(^^;; テントできがえ、軽食を手に座って鑑賞。もちろんタオルはもってね(笑)



なんと本人登場はバイクにまたがって。

その後も曲中マイクスタンド回したり足を広げたり、曲によってはいすにどっかり座って足組んだり、もう「これぞ!!」な動作が満載。

派手な動作のたびに生の矢沢を知らない後ろのほうの人々(若人)は盛り上がり、見よう見まねでタオルを投げた。
生粋のファンからしたらお作法がなってない!!と怒られるかもしれないが、自分を含め若者たちは皆それぞれに永ちゃんのステージを楽しんでいたように思う。

これから先自分は「永ちゃんを見た」といえるのだし、結局やっぱり見てよかったな、というのが感想。



このフェス(グラスステージでは)唯一のアンコールの後、ちょっと前日より気合の入った花火。
3回目のフェス参加にして初めてのフィナーレ(00年は中止だったし、去年は二日目までの参戦)。
もうちょっと最後を盛り上げる何かがあるのかと思ったが、意外や画面に「カウントダウンフェスであおうぜ」というメッセージが流れたのみ。「終礼」はないのか;;


終了後はDJブースが打ちあがるまでテント周辺でゆっくりし、つわものどもが夢のあとを撮影したりしながらのんびりキャンプ場へ帰還→シャワー→就寝。


こんこんと眠り続け(笑)次の日は日が昇って「もう暑くて寝てられん!!」と思うまで寝ていた。(といっても9時くらいなんだが)
3日間をともに過ごして、もう他人とは思えなくなったもーりーさんや、いいキャラで和ませてくれたキャンプ場のおばちゃんと別れを惜しみ、一晩明けて撤収作業に入った会場を見に行ったりしていたらもう昼近く。

海岸沿いの温泉に入りちぇを羽田空港に送り届けた頃には、「夕方」が近づいていた(^^;;
ちょっと「今日中」に京都に帰りつけるか危機感を覚えつつ、東名→名神を爆走。そんなに飛ばしてるつもりはなかったが、最後の方は周りの車(主にトラック)が次々と道を譲ってくれる状況に(笑)


シャッフルで流してたipodが丁度京都に帰りつくころにLove Love Show選曲。
ひとりでがし泣きしながら京都に帰還(笑)


その時間なんと夜の11時半。
ほんとにぎりぎり日付変わる前だった;;

今年も一人で全部運転したし、初めての3日間フル参戦だったが、不思議と体の疲れはほとんど残らなかった。
事実京都に帰りついた次の日(つまり昨日)もライブにいってきたし(笑)、今日も元気に活動できている。
フェスも3回目となり、自分の中で上手くペース配分が出来ていたんだろうなぁと。


全体を振り返って、今年は悲しい思いより嬉しい思いをしたことの方が多かったし、参加者の「フェススキル」も確実に上がっている。
なんだかんだいって結局すごく楽しいフェス。

来年のことはどうなるかわからないが、とりあえず参加する方向で考えれたらいいなぁと思う。