皆さん、こんにちは。
今日の高知県は、晴れ時々曇りの予報が出ていますが、夜明け前は雲が多く、寒い一日になりそうです。
現在、冬型の気圧配置が強まっており、風が強く、最高気温は１２度の予報です。
今年最大級の寒波襲来で、２月９日は太平洋側に大雪が降るかもしれないので、注意が必要です。
今日は、夜明け前の「本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星」と今後の予測について紹介したいと思います。
現在、１か月ぶりに東空に姿を現している彗星は、「本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星」です。
２月中旬に地球に接近し、６等の明るさで観測できると言われていたので、少し早いですが、６日の５時過ぎに起きて、撮影いました。まだ、かなり暗く、見つけるのに苦労しました。
夜明け前なので、すぐに明るくなるので、露出は１分が限界でした。
それでは、２月６日の５時４５分に撮影した「本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星」をご覧ください。
コマが拡散してぼんやりしており、光度は７～８度ぐらいで、残念ながら尾は見えません。
地球に近いため、１日ごとに高度が上がっているため、撮影しやすくなります。
今日７日も５時過ぎに起きて、再チャレンジしようと思いましたが、雲が多く撮影できませんでした。気象条件が厳しいですが、明日以降も狙ってみたいと思っています。
撮影予定の方は、1１日頃地球に最接近した後、急速に暗くなり、その上１１日が満月で、条件が悪くなるため、撮影は急いだほうがよいと思います。
今後の予測を掲載しておきますので、参考にしてください。
(つるちゃんのプラネタリウムより)
２月８日の光度予測は６．４等です。
(つるちゃんのプラネタリウムより)
２月１１日が地球に最接近する頃で、予測光度は６．４等です。
今後の光度予測は、２月14日6．8等、17日7．５等、２１日８．５等と急速に暗くなります。
明日以降は、雨や曇りの予報が出ており、撮影条件は厳しいですが、撮影できた時は、また紹介したいと思います。