言葉が地位をつくる | 野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座

言葉が地位をつくる

こんにちは。イナミネです。

昨日から、休みにはいりました。

やっと掃除ができるということで、張り切って窓ふきや、書棚の整理をやりました。

家がきれいになったのは良かったのですが、ホコリアレルギーで鼻水がとまらなくなり、涙で苦しみました。。。。


さて、今日の本題です。

優れた仕事をしていくには、言葉に注意を払わざるを得なくなります。

コミュニケーションは言葉で行われるから当然といえば当然、なのですが、それぞれの専門分野でも言葉の重要性は変わってきます。

マーケティングでは、集客のための文章で、

・わかりやすいこと。

・目を惹く、キャッチがあること。

行動したくなるような内容であること


などが求められます。

営業には、


・お客さんの知りたいことを知るための適切な質問

・お客さんの視点で、理解しやすいような説明手法

行動を迫る、明瞭な物言い


がいります。

また、技術には、報告者としての内容が必要です。


もうひとつ、業務分野によらない言葉の重要性があります。


言葉や語彙は、その人物の何たるかを外に伝えます。

穏やかな表現や、丁寧な言葉遣い、豊富な語彙は、細やかさや気配り、頭のよさ、を示してくれます。

一方、今風の「ヤバイ」「超・・・」という言い方は、周囲の人への同化のサインを投げかけるとともに、使いまくることで、軽薄な印象と、自分の個性を失わせる可能性があります。

「女子」という言葉には、「若い」「華やか」というイメージもありますが、一方で「未熟」「奔放」というマイナスのメッセージが含まれています。

話題になる「加齢臭」という言葉もそうですが、いずれは誰しも直面する「高齢化」「老年」ひいては「年長者」「責任」からの逃避ということも含まれて生きます。

さらに怖いのは、そういう言葉遣いが、

自分に向けて、自分はそういう人物であるというメッセージを投げかけている可能性があります。


明瞭に言い切ることで、決断する意志があること。

細かな表現や、語彙を持つことで、専門家としての分析力があること。

「~された」「~のせい」という受身ではなく、「~する」「~した」という能動的な表現で、自分が主体であることを示すこと。

失敗を多めに見てくれる「若さ」にのみ頼らず、信頼できる人物として使うべき言葉を話すこと。

普段使う言葉の持つ、外へ、ウチへ向かう裏のメッセージに気を配ること。


仕事をする人間として、どういう立場にいたいか。

リーダーなのか

専門家なのか

経営者なのか

マネージャなのか

立場に立つ前から、その立場の人間としてふさわしい言葉遣いをすることが、その立場に自分を引き上げてくれます。

自分がその立場にふさわしい振る舞いをすること。

そして、今度は逆に周囲もその立場が当然と感じるようになるという、

言葉遣いの強い影響なのです。