あなたは、人の人格と本質の差がわかりますか？辞書で引くと、人格とは個人的な心理面での特性や人柄。または人間の人としての主体。人の本質とは、物事の根本的な要素。そのモノの本来の姿。と書いてありました。この辞書の意味合いを見ても、ちょっと判断しにくい感じですよね。
では、これを覚醒の話に例えてみましょう。
まず、人格とは両親や社会で教わったデータを自分が取り入れ、常識と言うルールのもとで良い悪いの判断した結果、出来た性格のことです。そう、これは本来のあなたではない自我(エゴ)と言われているものです。ハッキリ言うと偽物のあなたということです。
では、本質とは読んで字のごとく本来持っている資質、元々生まれた時から備えてきたものです。そう、これは人格が出来る前のベースである本来のあなた！真我と言うことです。もっと別の例えで言うと、人格は寝ている夢の中の行為者の状態であり、本質は完全に起きている覚醒者の状態と言うことです。
これでお解りのように、覚醒に気がついていない人は、本質がとても近くにあることに気づかず、人格が自分だと思い込んで二元の世界で苦しんでいるのです。と言うより、覚醒に気がつくのが怖い！と思って逃げているのかも知れません。ここで、Osho がこのことについて書いてある文章がありましたのでシェアします。
Osho：私はあるがままの＜存在＞を教えている。そして＜存在＞はすでにここにある。もう少し勇気を出してみずからを開き、それが入ってくるのを許せばいいだけだ。それはあなたの扉を叩いている！イエスは言う。「叩きなさい、そうすれば扉は開かれる。求めなさい、そうすればそれは与えられる。探しなさい、そうすればそれは見つかる」私はまったく逆のことをあなたがたに言いたい。神はあなたの扉を叩いている。何千年ものあいだ叩いてきた。聴きなさい！神が扉を叩いている……扉を開けなさい。耳を澄ましなさい！神はあなたに「みずからに課した牢獄から出てきなさい」と言っている。神はあなたを探している！邪魔をしてはいけない！神があなたを探すのを手伝いなさい！神が探しているのにあなたは逃げている、何生にもわたって逃げつづけている。惨めなくせに、それでもあなたは逃げつつけている。そして神の手が近づいてくると、いつもあなたは身震いする。Osho - The Secret Of The Secrets
どうでしょうか！あなたは覚醒に気づくことに対して逃げていませんか？ここでOsho が言っている「神」を「真我」に変えて読んでみて下さい。そう、いま持っているあなたの人格は周りから得た知識であり、本来のあなたには何1つ必要ありません。あなたの持っている全ての知識を、あなたの肩から降ろすだけでいいのです！そうすれば、あなたは本質だけになり、本当の自分に気がつけると言うわけです！シンプルで簡単でしょう！それにより、あなたは今でもパーフェクトだったと気づけるのです♪
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