北朝鮮は核実験を再度繰り返し、米国との交渉力を高める賽の目と孤立を深め自
滅に到る賽の目とのイチかバチかの丁半勝負を繰り返している。
着物の帯は2重か3重に巻くのが普通だが、江戸のバクチ打ちは三尺の短い帯を
1重に巻き体の前で結んだという。後ろから帯を掴まれても腹の結び目を解けば
身体の自由が利き逃げられるからだという。捕り手に囲まれた時の用心の千恵らし
い。 北朝鮮の今回の無謀な行為には、北朝鮮の理解者であるロシア・中国も
ほとほと愛想が尽きかけているようだ。
金正日も昔の太い胴回りに1重の帯を締めたつもりが、重病説も囁かれていて
胴回りがほっそりして2重、3重になり、今度ばかりは帯の長さを測り違えたよう
だ。
昔の人は<ばくちはやめておけ、場で朽ちるというぜ>と諌めた。
聞く耳を持たなければ遅かれ早かれ鉄火場に朽ちる>定めである。
コラム参照