AE 解剖しちゃうわ―番外編「進撃ネタでAE練習してみた」
どうも遊木です。
いつも苗字だけ名乗っていますが、実は下の「秋勇(あきゆ)」という名前の方が付き合いが長かったりします。中1からなので、かれこれ10年以上の付き合いです。
ところでこの「秋勇」の発音ですが、人によって語尾が上がったり下がったりしていて、実際正しいのはどちらなのか私もわかっていません←
さて、今回はAfter Effects解説番外編ということで、先日趣味と妄想の末に出来上がった動画の説明をしようかと思います。今まではひたすら参考書の通りに作っていましたが、満を持してここでオリジナル(?)動画です。
まぁ演出を自分で考えただけで、ネタは進撃だけどな!
版権作品は、オリジナルがすでに世界観やキャラクターの基盤を作ってくれているから、ちょっとした場面でネタにしても最低限の説得力があるものにできるから楽なんです。ハイ。
◆「進撃ネタでAE練習してみた」解説
①最初のタイトル「ATTACK ON TITAN」はこちらを参照。
②次の「ATTACK ON TITAN FAN MOVIE」という文字はAE内で入力し、アニメーターの[回転]と[字送り]という機能を使っています。
③雨の効果は[Simulation]→[CC Rain]を使っています。
④ここでSAIで描いたイラストの登場です。そのままだとちょっと絵が画面に馴染まなかったので[ブラ―&シャープ]→[ブラ―(カメラレンズ)]をかけています。

そしてよく見ると、雨の雫が滴っています。
これは雫だけの独立したデータ(tga)を読み込んで重ねています。

⑤次の「“戦え”」の文字は、[ウィグラー]という機能で震わせています。こちらも震えた文字を画面に馴染ませるため、[ブラ―&シャープ]→[ブラ―(放射状)]+[ブラ―(方向)]を使用しています。
⑥ここでエレンの眼が開きます。(↓画像は閉じてってるけど…)
まず7枚のイラスト(tga)をセットで読み込みます。

雨が降っている間は雫を滴らせたいので、先ほど使用した雫のデーターに[エクスプレッションの追加]→[loopOut(type = "cycle", numKeyframes = 0)]と入力します。そうすることにより、指定した場所でこの動作が繰り返されるようになります。これで、エレンの顔を雫が何回か滴るようになりました。
⑦エレンの目に揺れる光を入れます。
これも雫と同様、光だけ独立したデーターを作ります。

これを[ウィグラー]で震わせます。
⑧雨が止んで光が差し込みます。
光は[描画]→[レンズフレア]で入れ、だんだん明るくなるようにしています。ただ明るくなるだけだと嘘っぽいので、レンズフレアが明るくなるのに反比例させてエレンの不透明度を下げて暗くさせます。そうすると、逆光でエレンの影が濃くなったように見せられるからです。
⑨「“戦わなければ勝てない”」という文字は⑤とだいたい一緒です。各数値だけいじっています。
⑩次のガラスが割れるシーンは、詳しい説明は省きますが、おもに「メインの割れるガラス」「こっちに飛んでくる大きいガラス」「割れた後の散った小さい破片」で構成されています。
メインの割れる効果は[シミュレーション]→[シャター]を使用しました。
⑪またまた詳しい説明は省きますが、大きい破片に下の巨人エレンを映り込ませます。
おもに[アルファマット]で映り込ませ、調整レイヤーを使用しながら[遠近]→[ベベルアルファ]でガラスの質感を出させました。

⑫「進撃せよ」は⑤や⑨と同じです。
⑬最後のエレンの眼のアップは、前述の眼が開いていくverの逆をやってるだけです。
⑭動画ができたら、適当に合いそうなサウンドをぶっこんで終わりです。
以上、ざっくり解説でした!
制作時間は、絵を描く時間と合わせてだいたい1日です。
次はもう少しマシなもの作れるようになりたいな…。
aki
いつも苗字だけ名乗っていますが、実は下の「秋勇(あきゆ)」という名前の方が付き合いが長かったりします。中1からなので、かれこれ10年以上の付き合いです。
ところでこの「秋勇」の発音ですが、人によって語尾が上がったり下がったりしていて、実際正しいのはどちらなのか私もわかっていません←
さて、今回はAfter Effects解説番外編ということで、先日趣味と妄想の末に出来上がった動画の説明をしようかと思います。今まではひたすら参考書の通りに作っていましたが、満を持してここでオリジナル(?)動画です。
まぁ演出を自分で考えただけで、ネタは進撃だけどな!
版権作品は、オリジナルがすでに世界観やキャラクターの基盤を作ってくれているから、ちょっとした場面でネタにしても最低限の説得力があるものにできるから楽なんです。ハイ。
◆「進撃ネタでAE練習してみた」解説
①最初のタイトル「ATTACK ON TITAN」はこちらを参照。
②次の「ATTACK ON TITAN FAN MOVIE」という文字はAE内で入力し、アニメーターの[回転]と[字送り]という機能を使っています。
③雨の効果は[Simulation]→[CC Rain]を使っています。
④ここでSAIで描いたイラストの登場です。そのままだとちょっと絵が画面に馴染まなかったので[ブラ―&シャープ]→[ブラ―(カメラレンズ)]をかけています。

そしてよく見ると、雨の雫が滴っています。
これは雫だけの独立したデータ(tga)を読み込んで重ねています。

⑤次の「“戦え”」の文字は、[ウィグラー]という機能で震わせています。こちらも震えた文字を画面に馴染ませるため、[ブラ―&シャープ]→[ブラ―(放射状)]+[ブラ―(方向)]を使用しています。
⑥ここでエレンの眼が開きます。(↓画像は閉じてってるけど…)
まず7枚のイラスト(tga)をセットで読み込みます。

雨が降っている間は雫を滴らせたいので、先ほど使用した雫のデーターに[エクスプレッションの追加]→[loopOut(type = "cycle", numKeyframes = 0)]と入力します。そうすることにより、指定した場所でこの動作が繰り返されるようになります。これで、エレンの顔を雫が何回か滴るようになりました。
⑦エレンの目に揺れる光を入れます。
これも雫と同様、光だけ独立したデーターを作ります。

これを[ウィグラー]で震わせます。
⑧雨が止んで光が差し込みます。
光は[描画]→[レンズフレア]で入れ、だんだん明るくなるようにしています。ただ明るくなるだけだと嘘っぽいので、レンズフレアが明るくなるのに反比例させてエレンの不透明度を下げて暗くさせます。そうすると、逆光でエレンの影が濃くなったように見せられるからです。
⑨「“戦わなければ勝てない”」という文字は⑤とだいたい一緒です。各数値だけいじっています。
⑩次のガラスが割れるシーンは、詳しい説明は省きますが、おもに「メインの割れるガラス」「こっちに飛んでくる大きいガラス」「割れた後の散った小さい破片」で構成されています。
メインの割れる効果は[シミュレーション]→[シャター]を使用しました。
⑪またまた詳しい説明は省きますが、大きい破片に下の巨人エレンを映り込ませます。
おもに[アルファマット]で映り込ませ、調整レイヤーを使用しながら[遠近]→[ベベルアルファ]でガラスの質感を出させました。

⑫「進撃せよ」は⑤や⑨と同じです。
⑬最後のエレンの眼のアップは、前述の眼が開いていくverの逆をやってるだけです。
⑭動画ができたら、適当に合いそうなサウンドをぶっこんで終わりです。
以上、ざっくり解説でした!
制作時間は、絵を描く時間と合わせてだいたい1日です。
次はもう少しマシなもの作れるようになりたいな…。
aki