会社の生産性をあげるには? | R&Mコンサルティングのブログ

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会社全体の生産性を上げる ということは
どの会社でも課題だと思います。

その課題について
興味深い解決方法を示しているのが組織心理学者のアダム・グラント氏です。

彼は多くの時間を訪問先企業で過ごす中で、仕事における人の行動には

・真っ先に自分の利益を優先させる人をテイカー(奪う人)
・人に惜しみなく与える人をギバー(与える人)
・この中間で損得のバランスを考える人をマッチャー(中間層の人)

の3つのタイプがいることに気づき、
それらのタイプと仕事の業績についての研究をしているそうです。

そして、その研究でわかったことは、それぞれの職業において
最低の成績を出していたのも、トップの成績だったのも
ギバー(与える人)だったそうです。

グランド氏の考察では、
ギバー(与える人)は自己犠牲の結果、
燃え尽きたり、仕事を抱えてしまう一方で
組織に改善を起こす人でもあるということを伝えています。

そして、ギバー(与える人)が多いチームだと
利益率、顧客満足度、従業員の定着率は高く、
営業費削減につながることがわかったそうです。

これはとても興味深いなと思いました。
もしかしたら、仕事を抱えてしまっている同僚は
ギバー(与える人)の可能性があるためです。
そして、その同僚を助けることで
もっと会社が良くなるのではないかと思いました。

助け合うチームにするために、人の特性が関係してしまう点では
チームに誰を入れるのか慎重になりますが、そのチームが会社を、
会社が業界を、業界が社会を良い方向に変えていけるかもしれない
という点で夢がありますね。

グランド氏の話に興味を持った方、『TED』
“「与える人」と「奪う人」?あなたはどっち? ”というテーマでプレゼンテーションをしていますので、ぜひをご覧ください。