関節拘縮(かんせつこうしゅく)の定義
マッサージ師の癒し王ふじです。
関節拘縮の定義は、
「寝たきりで過ごすうちに、筋肉が縮んだり
病気の体の動きが制限されたりして、関節を動かしにくくなる」
簡単にいえば、
「関節が動かしにくい状態」
拘縮(こうしゅく)の典型的な
「5タイプ+α」
は、以下の通り
①皮膚性拘縮
大手術の後遺症。
やけどや手術で皮膚の深層(真皮)が傷つき
ひきつれて関節が引っ張られる
→形成外科へ
②結合組織性拘縮
皮膚の下の軟部組織(靭帯、腱、腱膜など)が収縮したり
癒着するために起こる
例 デユプイトラン拘縮、バネ指、腱鞘炎
③神経性拘縮
脳卒中などの後遺症、脳神経系の病気で神経が損傷し
筋肉が異常に緊張、麻痺も。痛みを避ける際も起こる。
④筋性拘縮
筋肉が萎縮、関節が引っ張られる。
筋肉が異常に緊張、縮む。関節が引っ張られ動かしにくくなる。
⑤関節性拘縮
炎症や外傷で関節包が厚くなる。
滑膜、関節包、靭帯など関節を構成する組織が炎症、傷つき起こる。
⑥その他、固縮
パーキンソン病で起こる。脳の障害で筋肉が硬くなる。全身の拘縮に進むことも。
③、④、⑥のケースが、訪問マッサージでは多いです。
②、⑤のケースは、お店にいらっしゃいます。
マッサージによって、筋緊張を減らせます。
しかも、関節拘縮も防げます!!
筋緊張したまま拘縮が進み、
寝たきりから、廃用症候群へと陥ってしまいます。
くれぐもこの悪循環にならないように!