それでもPTA総会で発言する | たった一人の闘い

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ある単位PTAに入退会自由の周知徹底をさせるため、悪目立ち覚悟で行動する母親の記録。

これは昨年度、と言っても、3月に行われたPTA総会で発言した内容である。

校長は24年度をもって他校に転勤。"XYZ”PTA会長もお子さんの卒業をもって退任。


このとき、発言した内容は

「○区は、就学扶助にPTA会費を含んでいない。→取り扱い注意!

よって、PTAが入退会自由の任意団体であるということを、全保護者に周知徹底しないのは(生活保護や就学扶助を受けるような、家計の厳しい家庭に対して)、失礼ではないのか?」

こういった主旨の発言をした。

本部の回答は、

「入退会自由に(よって予想される会員減及び会費収入の減少)対応できる準備が、まだ本部にできていないのでしばらく待ってくれ。」

とのことであった。要するに時期尚早ということである。


実は、この質問には前フリがあった。

この総会の数日前の土曜日、長女の卒業した区立中で合唱コンクールがあった。長男はありがたいことに、受検してこの区立中とは縁が切れたのだが(!)、買い物帰りにわざわざこの区立中の前を通過したのである。

お子さんがまだ在校生である、ふんばろう元副会長とか、DQN発言前副会長とかに出くわして、新たなる闘志でも掻き立てようという、ラクダの相変わらずの(余計な)魂胆である。

残念ながら、両(元&前)副会長に出会うことはなかったのだが、○小の校長に出くわしてしまったのだ!!

「あ~よかった!!ここで会えて…

ラクダさんの非会員の件だけど、“非会員・寄付扱い”はできないから、、”準会員”として、会計報告書に記載させてもらいます。

まあ、時代の流れだから、PTAは入退会自由にはなっていくだろうけど、本部は、少数の非会員ならば耐えられるけど、会員が5割を切り、なおかつ、会費収入が半減したら、周年行事ができないし、そのときの記念品もろくなものが配布できないから…」

とのことであった。


周年行事??!!!記念品??!!!

たかがそんなことやそんなモノのために、PTAが存在するのであろうか??


何だかよくわからない「準会員」として認められるまで、約2年かかった。

それでも会費相当分寄付である。

見た目は、会費を払って、委員・役員をやらない一般会員と区別がつかない上、旗当番(!:この主催責任問題も解決していない)は、相も変わらず回ってくるし、教員から「ラクダさんは非会員ですから」と庇ってもらうわけでも、守ってもらうわけでもない。

ひたすら自分で説明し、激しく主張しないと、私の権利は尊重されないのである。


少し話題を変えるが、

ちょうどラクダが校外委員長であった頃、○小は創立○0年(10、20、30、40,50,60のいずれか)で、周年行事を実施した。ここからは私が覚えている限りの記憶で書くけれども、

①周年行事式典

②式典後の食事会(どんな名称だったか、わからん・・・)
③記念誌配布:『○小○0年の歩み』

④記念品その1:航空写真下敷き

⑤記念品その2:トートバック

⑥周年記念餅つき大会(土曜参観日に全校児童対象)

⑦周年行事前年度に資金集めバザー

⑧周年行事前年度中心に資金集めのため○小Tシャツ(ポロシャツではない)販売→購入希望者のみ

⑨周年行事積立金年間10万円(だと思う)

これだけのイベント、グッズ、お金、そしてそれに伴う動員があったわけである。


単なる区立小に対して、特に我が家のような転勤族が、愛校心なんか、残念ながら持てない。

しかも義務教育の学校だし、自分が選択し、選抜(試験)を受け、入学を許可されたわけでもない。

親の方は嫌な思いばかりしているし、単なる通過点にしか過ぎない学校に、特別な思い入れを持てというほうが無理だろう。

しかもPTA会費から大部分がまかなわれている、記念品や記念誌、こんなもの(!)を後生大事にしている家庭や児童や保護者会員を、世間が狭いのか、私は知らない。

記念品のトートバックなんか、自分で好みの物を購入したほうが、よほどリーズナブルである。

余計な御世話だ、ばばんばん!!という気分である。


果たして『周年行事』は、「子供のため」にあるのだろうか?


書きたいことがどうも書ききれないので、「周年行事関連ラクダの裏話(?)」に続く。