新発見!壱万円札の肖像 【たすけ】 | 超税理士倶楽部

新発見!壱万円札の肖像 【たすけ】

本日のブロガー

 眼鏡君

【たすけ】です




2010年のスタ-ドダッシュにご協力を?→ 





新年明けましておめでとうございます!おそっガーン


2010年初めてのエントリーなので一応年始のご挨拶を!



みなさま、もう年始のご挨拶まわりは済ませましたか?



私も、以前は営業マン!でしたので、
年始は、名刺に 【謹賀新年】という赤色のハンコを押しまくって、
お得意さん廻りをしたものです。。。



税理士業もサービス業。
自分の担当先ぐらいは、廻りたいけど。。。
年末調整の残りやら、なんやらかんやらで日が経ってしまった。。。残念ダウン



年始というのは、やはり一年の計を占うということで、

あれしたい、これしたいといろいろ考えるものですねぇ。




一国の主になったときには、どうするかということを常に考えて、
現在の立場では、どう動いていくのか、、、これ常に考えながら仕事をすべし!



こんなことを年末年始の休暇で思ったのであります。

(偉そうに書いてますが、実践できているかはまた別の話…にひひ





と言うのも、昨年末に素晴らしい本と出会いました。




昨年の年末からNHKのドラマで、『坂の上の雲』が放映さましたね。


3年にわたって、3部構成で放映するという異例のこのドラマ。
戦争賛美だとという一部の批判は、置いておきまして…


ご覧になられた人も多いんじゃないでしょうか????


モックン、阿部寛かっこいいですねぇ。
香川照之さすがの味ですねぇ。
正岡子規を陰で支える管野美穂のさみしそうな顔…涙が出そうになりますねぇ。



この『坂の上の雲』は、言わずと知れた司馬遼太郎原作の大ヒット小説。


明治の初期から、中期に日清戦争を経て、日露戦争に向かう政府や軍の要職の人間ドラマです。



まだ読んでない人は是非こちら。





ということで、私も以前に読んだことがありますが、もう何年も前の話なので、
もう一度読もうかと思ったのですが、なんせ長編小説なんで、やっぱりやめようと思いとどまった訳です。



その時に、ふとドラマのシーンを思い出し、
登場人物がみんな読んでいたという、かの有名な本を、代わりに読んでみようかと思いました。



   それがこちら。


   じゃーーーん!!

  

 現代語訳学問のすすめ



本来、文語で読めば、味が出るのでしょうが、文語なんて読めないので現代語訳で(汗)




そうです


日本人なら誰もが知ってる 福沢諭吉”学問のすすめ”


日本最高額の紙幣の肖像を長年務め、慶應義塾大学の創設者で、学問のすすめの著者…


ここまではたぶん誰でも知っているのに、その”学問のすすめ”を読んだことが無いことに気づきガーン

この機会に読んでみよることにしました。



どうですか?みなさん、意外と読んだことない方多くないですか???



そんな経緯で、読んでみて思ったこと。


ただ、勉強しなさい!と書いていると思ったら大間違い。



すごい本や…
今まで読んだ本の中で一番感動したかも…



”学問のすすめ” は、


明治初期に、全17編で、4年間にわたって刊行されたものをまとめたもので、
当時累計70万部の大ベストセラーになったそうです。


明治初期の日本の人口や識字率、書籍を購入でき、読める層というのは、

現在のそれっとは比べ物にならないことを考えると、
70万部と言う数字は、当時の若いエリ-トたちはほぼ全員が読んだといっても過言ではないでしょう。



江戸時代の幕府政治から、明治という近代国家を作っていく過程にあって、
当時の超のつくエリートの若者たちが、どのような思想で動いていたのか。

を、ちょっとだけ分からせてくれたような気がしました。



明治という民主主義、近代国家を築き上げていく過程の激動の時代と、


民主主義にドップリつかりすぎて、その意味を忘れかけている平成の時代


違いは明らかですが、今だからこそ、もともとはどういう意味だったのかを

考えるにはいい時代かもしれません。




諭吉は、学問とは役に立たない机上の学問ではなく、実学を説いています。
(その中に、そろばんや帳簿といったモノが入っていたことにちょっと喜びを感じる(職業病?))


国家、政府と国民のあり方。


なぜ学問をしないといけないのか。


その学問を、どう生かすのか。


などなど。





詳しい内容については、

私の言葉通すと誤解が生まれるといけないので、ここで紹介するのはやめますが、

読んだことのない方は、新書版で読みやすいものも出ていますので一回読んでみてはどうでしょう。




一身独立して、一国独立す。


個人個人が独立しないと、国家は独立しえない。
また、独立心の無いものに、愛国心はない のだそうです。



国を、会社に置き換えても同じことが言えるはず…


独立といっても、なにも独立開業のことを指すわけではないのは、言わずもがな。


親からの経済的な独立、


家庭を持つこと


会社で言えば、

仕事を自己の責任に置いて完遂すること 


このあたりも独立の一種でしょうか。



義務を果たしていることに一点において、権理(諭吉風にわざと理を使っています)が産まれ、


義務と権理 を 相互に果たすことにおいて、


個人と国(会社)は、対等 なのだと・・・




なにわともあれ、諭吉先生は、

無知ほど罪なものは無い・・・と言い切っております。


現状打破には、学問、学問、学問なのですよ。

(学問が何かについては、本をお読みくださいませ)



いやはや、

2010年幸先良く、久々に良い本に出会いましたとさ。




年始から硬いエントリーでしたが、本年もよろしくお願い申し上げます。









サラブライトマンの歌声最高ですよねぇ。
あー♪とか、うー♪だけで感動させられるのは、ブライトマンと、さだまさしぐらいです。はい。


坂の上の雲つぎは今年の12月…長いなぁ

待ちきれない方、その間に応援クリックどうぞ→