頼まれたわけでもないのに、私のハートがふるえたので、ご紹介します。




「ほっとする光の絵画 感謝と祈りの詩と薔薇とアートコレクション」


http://ameblo.jp/mizuno-art/




ゆり呼さん の作品が展示してある東京、上野の森美術館に


行ってきました。




第22回「日本の自然を描く展」に《ひたすら生きていれば》


が出展されています。




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(↑絵をクリックしてご覧ください)




ゆり呼さんの絵は


2階の大きな展示室からスロープを下ったところに。




1階から順番にかなりの数を観ていった私は、


いくつかハッとする絵に出会います。


ふう~む、なるほどねーと描き手の熱意は伝わってきます。




しかし、絵そのものからオーラを放つようなのはなかなかないのね。




ゆり呼さんの絵(出品作の名前はちがいます)は


キャンバスの前に立ったとき、この絵すごい!と思いました。


絵の具に込められた、画家の想いのようなものが


溢れてくる気がしたのです。




ただ、なにも考えずにみつめていたら、不意に涙が出てきました。


悲しい事なんて何にもないし、絵の背景もたいして知りません。




全体として淡い色彩の中に裸婦が数人。




画家の手を離れた瞬間から、


解釈はいかようにもできると思います。




私は解釈するというより、ただ感じてみました。




何が言いたいとか訴えているとか、そんなことはどうでもいい。




《ひたすら生きていれば》というタイトルを見てしまったからには


そういう根源的なところに創出の源があるのだろうとは思います。




タイトルを見なかったとしても、カラーセラピーをかじる身には


理論からではなく、魂のありようが見えるようで、


だから、考えるより先に涙が出てきたのかなと思うのです。




この人はもがき苦しんで、やっと光を見つけたのだと。


そして苦しいけれども生きることを選び、


愛と奉仕と癒しの中に自分の道を切り拓こうとしているのかなと・・・




自分のスペースの中に、真実の道、自己価値を見出し、


穏やかな平和と静謐のなかで暮らしたいと願っているのでしょう。




恐怖や不安を感じながらも自身を愛することを学び


献身的に愛することを通してさらなる愛を感じていくのでしょう。





言葉にすると長いですが、理屈ではなく


絵の前にたったとき、そういうメッセージを勝手に感じたわけです。




これは、あくまでも私が勝手に思ったことで


ゆり呼さんは本当はどう思って制作したのか、詳しくは知りません。




感じる絵です。


魂のとても深いところに光を届ける作品だと思います。




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(部分)




PCでは実際の絵とは色合いが異なるかもしれません。




どうぞ、お近くの方は上野の森美術館で直接ご覧くださいね。




今月19日(水)までだそうです。




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