県発表では、大和平野には5000個余のため池が

あるそうです。

 

 

  全国には約21万箇所

 

家の横の水路脇の雑草を刈ってきました。

昨日までは水を流していましたが、

今日はため池からの水を止めています。

 

もうこの地区の田植えは終わったのかしら。

 

梅雨入り後、乾燥注意報が続き、

水がどんどん蒸発しています。

収穫まで、まだまだ先が長い米作り。

 

このまま雨が降らずに、

ため池が干上がってしまったらたいへんですが、

一方、ため池の水がもし決壊したら・・・・・・

 

先の東日本大震災では、

ため池の決壊により尊い人命が失われました。

 

奈良でも江戸末期にありました。

 

嘉永7年(1854年)6月15日、

(京都)木津川断層帯の活動で三重県伊賀市近辺を

震源とする内陸型地震が起き、

伊賀上野中心に多数の死傷者を出しました。

 

奈良も被害大きく、

特に古市村では地震によるため池の決壊が原因で

奉行所が倒壊、役人の半数が亡くなり、
300戸あった民家も15戸しか残りませんでした。

 

・・・・・・・・えー?・・・・・・・

 

国家祭祀を築いていった

天武天皇に言われそうです。

「案じるより念じろ」って。(意味違うかな)