「レ・ミゼラブル」千秋楽!(4) | レ・ミゼラブル貧乏

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【ア・ベ・セー・カフェ~民衆の歌】
ジョリ「マリウス その顔はどうした」
岡田浩暉さんマリウス。
ふにゃけたお顔でカフェに現れ、問われると一際『ニパアアーーッ』と微笑みに...。(ウワ・吃驚)
恋に悩む深刻なお顔で登場の泉見洋平さん・藤岡正明さんとは対照的なお芝居です。
『かたぶつマリウス』だった過去(笑)を考えると、浮かれ顔で現れた方が、学生さんたちの不可解度は高いかもしれません。
...つか、歌詞だけ聞いたら、とりあえず『深刻なお顔』のパターンを連想するのが普通なのでしょうね。

いつもハイ・テンション(に見える)岡田さんのマリウスくん。
千秋楽はまた2割増でハイっぽいです。
マリウス「絶望のい・ろ~~~」
お歌につられて、ナントナクお膝も歌ってるよ。浩暉しゃむ・・・。

アンジョルラス「マリウス わかるけれど...」
それを落ち着けようとするアンジョルラスくん(東山義久さん)も、ちょっとやそっとじゃ駄目とお思いか。
いつもよりしっかりマリウスくんを掴んでるように見えました。

ガブローシュ 「ラマルク将軍が・・死んだ」
学生たち   「・・・」
アンジョルラス「...ラ・マルク・の死...」
東山さんの『間』。耳だけで聴くと、ゆっくり過ぎるかもしれませんが。
死への悼みと利用することになることへの逡巡、それを乗り越えた使命感を感じさせる、丁度いい間のように感じました。

アンジョルラス「ラマルクの ~ そうさ明日が!」
東山さん。もうお声の限りにお歌いになられたようで。(ガンバッタネ!)
「明日が」でもうぎりぎりだったかも。

赤い大きな布=旗印を、学生たちの手から手へ渡して振り回すシーン。
最後にかっこ良くおおきく振る学生さん。(プルベールさん?・山名孝幸さん)
振る前にすごく緊張なさってたように見えました。
...千秋楽なせい?
それとも落っことさないように、注意?

赤い旗。
この後リヤカーのアンジョルラスくんに投げます。
東山さんのアンジョルラスくん。
投げてもらった旗をビシッとキャッチできずに、顔のあたりにパフッと当ったのを2回くらい目撃したことがあります。
ナンデカナ~?と思ったら。
他のアンジョルラスさん、「僕に投げて~」風に、先に手を出して待ってらっしゃるみたいなのですが。
東山さんのアンジョルラスくん。
投げて貰ったのを「自然に受け取る」演技になさりたいんですね。そっか。
旗の方、ずっと視てる訳にもいかないし。
ご自分で振り回す時も。
坂元健児さんは早いスピードでブンブンと。(←落ちない)
岸祐二さんと東山さんは音楽にあわせて。(←ちょっと難しくなる)
おまけに東山さんアンジョルラスくん、「そうさ 明日が!」ではテンポアップ。
楽では「明日が!」の後、高く上に振り上げる動きも追加されてました。(←嬉しそう)

最後にひとりでエポニーヌ(新妻聖子さん)に拉致られるマリウスくん。
岡田さんのマリウス、通常でも引っ張られていいヨロメキ加減。
この日は『非常口のマーク』を連想させる程にヨロメイてらっしゃいました。


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