(「鬼の形相」からの続き)

 

 皆さん誤解しないでくださいね。霊能者だの龍神さんだの賽銭が如何のと、魔訶奇怪な事を言う奴だと思わないでくださいね。霊感ブログではありません(ホントかグラサン)。本当です。

 

 古代風水を科学で解き明かし、人々の健康と幸福の為に励んでいる善良な風水師です(自称だろ、もう良いからさっさと先行きなニヤリ)。ヘイヘイ。でも、風水師なんて皆自称だいプンプン

 

 また親子4人の生活に戻った我が家ですが、私は4月から保育園に通い始めました(姉は前年から通っています)。

 

 この当時の父母は、朝6時に起き、仕事を開始。母は7時に朝食を支度し、その後私達を保育園に連れて行くのです。

 

 昼の食事以外は父母は休みなく仕事を熟し、母は夕方私達を迎えに来るとその足で夕食の買い物をして、家に帰るなり風呂の支度、夕食の準備とてんてこ舞いだったのです。

 

 夕食を済ますと母は私達を風呂に入れて寝かしつけるのですが、その後また仕事をしていました。父は食事以外仕事に専念していた様ですね。

 

 夜10時過ぎまで仕事をして風呂に入り、寝るのは深夜12時頃だった様です。食事と風呂と睡眠以外はほとんど仕事をしていた事になります。

 

 新しい仕事を始めてから私達や祖母の世話で邪魔されて仕事が思う様に熟せなかったのですから、それを取り返そうと必死だったのですね。

 

 翌年姉が小学校に上がると父母は仕事をセーブしました。ノベルティーの需要がさらに増え、より複雑な形状が持て囃されると良い仕事をする下請けは目を付けられる様になったのです。

 

 父母の仕事は定評があり、別の元受からラブコールが殺到したのです。世話になった従来の元受(父の勤めていた会社)には悪いとは思ったものの、別の元受に鞍替えしたのです。

 

 条件が格段と良く成った事で、仕事をセーブしてもやって行ける様になったんですね。これを機会に父は自動車学校に通う事にしました。

 

 また、暫く休んでいた裏の仕事も時々熟していた様です。この頃には母は父がしていた仕事も覚え、父が居ない間は母が代わりに熟していました。

 

 そんな時、母方の祖母がやって来て、祖母と母の兄(伯父)の反りが悪くて、祖父は父が造った小屋で寝泊まりをしていると言うのです。

 

 祖母も伯父の家には居たくない様子だったので、しばらく一緒に暮らしましょうと言う事になったのです。しかし、祖父がそれを受け入れるか。

 

 仕事が忙しくて子供の面倒が大変だから孫を見て欲しいと言う名目で祖母は祖父を説き伏せた様です。暫くして初めて祖父母が揃って我が家にやって来たのでした(野菜をたんまり持ってね)。

 

 私は微かに覚えています。厳つい顔がくしゃくしゃになって、私にお菓子をくれた祖父。私がそれを食べてる間嬉しそうな顔を向けていた祖父の顔

 

 家の裏には2m程の崖があり、少しずつ崩れて来ていました。父も手当を考えていた様ですが放ったらかしになっていたのです。

 

 祖父は杭を打ち、板を噛ませて土留めをし、雑草を抜いて来てはそこに植えて行きました。昔からある法面補強です。父も感心していた様です。

 

 何故か作業の合間に柿を食べていた祖父が、柿の種を法面に向け、ペッと飛ばしていた事を覚えています。子供心に「カッケ~」と思ったのです。

 

 その柿の種が芽を出し、柿の木が一本育ったのです。しかし、初めて実を付けた年に裏に家が建つ事になり、この法面は石垣に変わってしまいました。祖父の柿の木も抜かれてしまいました。

 

 更に祖父は、法面の上の空き地に畑を作り野菜を育てていましたが、この畑は結局役に立つ事は無かったのでした。何故かって、それは次回のお楽しみ(オイオイムキー)。

 

 

 

 (つづく)

 

 

 

 

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