腸脛靭帯炎を予防する② | 巣鴨・文京区千石で活動するダイエット&ピラティストレーナー吉田尚弘のblog

巣鴨・文京区千石で活動するダイエット&ピラティストレーナー吉田尚弘のblog

ダイエットとピラティス、脚痩せが得意です。管理栄養士でトレーナーの吉田が独自のメソッドで貴方を理想の体型に導きます。

パーソナルトレーナー&トレイルランナーの吉田です。


私は普段、マンツーマンでトレーニング指導をして
いますが、お客様の中には膝痛、腰痛を改善したい
という事で来られる方も多くいらっしゃいます。


そんな痛みの原因の多くは筋肉の使い方が間違って
いる事が多いです。
(もちろん、全てではありません)


私は基本的に、全体の姿勢が正しい位置、ポジションに
あれば痛みは出ない
という考えを基にセッションを行って
いますので、歩き方や立ち方がなるべく正しいポジションで
行えるように指導します。


これはランニングにも言えることです。

下の写真を見てください。

かなり大まかですが、
足の人差し指、膝の中央部、太もも付け根の
中央部が、ほぼ同じライン上にあるのが
正しいポジションとなります。


そして、ランニングでの着地時も同じような
ラインで踏み込めば、膝関節の捻じれがなく
正しいポジションで負荷がかかるので、負担は
最小限になります。








従って腸脛靭帯炎で苦しんでいる方は
主に下半身のどこかの筋肉の使い方が間違って
いるために、正しいラインで踏み込めない
ということになります。



腸脛靭帯炎になるのは男性が多いと思いますが、
そのほとんどは、お尻の筋肉が硬くて
内転筋群が硬く、弱い傾向
にあります。
(女性はちょっと違います)


内転筋群

お尻の筋肉である大殿筋



このような状態ですと
がに股で走りやすくなります。
そうなると、着地時に一瞬、膝が外側に
なり荷重が膝の外側にかかり、腸脛靭帯炎
になりやすくなるというわけです。


という事は、先ずはお尻の筋肉と内転筋群を
ストレッチし、
内転筋群を鍛えるようにすれば
正しい踏み込みができるようになります。




内転筋群は開脚ストレッチが良いと思います。
よく股関節の柔らかい女性が両足を開き
上半身を床にベターっとつけるヤツです。

その際に大切なのは膝は伸ばすこと。
そして骨盤をしっかりと立てること。
この2点です。

そしてお尻のストレッチは
お尻が伸びる感覚が大切です。

You tubuで「開脚ストレッチ」
「大殿筋ストレッチ」
で探せば、沢山出てきますので
そちらを参考にしてください。


この2種類のストレッチをできれば
毎日行ってみてください。


次回は予防エクササイズをお伝えします。



ストレッチで効果があったという方は
できればコメントを頂ければありがたいです。



では。