・・・続きです!
前回の記事で、牛乳は実は健康的でないのでは?というのと牛乳のルーツを簡単に書かせていただきました
では、何が問題なのでしょうか?
まず、牛乳自体が農耕民族である日本人には体質的に合ってないと言われています
というのも牛乳には乳糖という成分が含まれており、日本人はこの乳糖を分解する消化酵素をもってない人が多くいます
(私もですが・・・)牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする、お腹を下すというのは、これが主な原因なのです
※分解されなかった乳糖は吸収されないばかりか、腸内の病気に繋がるリスクもあるとか・・・
牛乳=カルシウムというイメージをお持ちだと思います。確かにそれは間違っていません。多くのカルシウムを含んでいます!しかし、けっして良いカルシウムとは言えないのです。そればかりではなく体内の良質なカルシウムを体外に排出してしまうのです。そうして、骨が溶けたり、スカスカになったり、酷くなると骨粗しょう症に繋がります。
実際、北欧では牛乳を多く飲む人ほど骨粗しょう症に悩まされているそうです。
牛乳の脂肪分は搾りたての生乳だったら良いのですが、パック詰めされた牛乳の脂肪分はかなり酸化が進んでいます。
また、牛の育った環境にもよりますが、ほとんどの牛は、抗生物質や成長ホルモン、食性に合ってないエサなどを投与した不健康な牛から作られています。同時にダイオキシンなどの有害物質も多く含んでいる可能性があります。
現代病の一つであるアトピーなどのアレルギーの最大の原因は牛乳にあるとも言われています!
牛乳は菌が沢山あります。そのため市販の牛乳は安全の為に殺菌されています。
大きく分けると3つのやり方があり、超高温殺菌、高温維持殺菌、低温殺菌とあります。
市場に出回っているのは大半が超高温殺菌(130℃2~3秒)で、これは高温で菌が死滅するので、保存が効きます。反面、高温によるタンパク質の変性、ビタミン等の栄養素の破壊などの問題があります
低温殺菌は味は前者より格段に美味しいと言われますが、反面、熱に強い菌は残ったままで、保存も効きません
最後に、一番根本的なことですが、牛乳はあくまで子牛の為のものであり、人間が飲むこと自体がおかしいのです
なぜなら、牛の体温は42度で人間の体内だと固まってしまいます。赤ちゃんに母乳を注射しても変化はありませんが、牛乳を注射すると死んでしまうのです。逆に、人間の母乳を子牛に注射したら死んでしまうそうです。
つまり、牛乳は子牛にとっては栄養満点であっても、人間にとっては異種タンパクであり、体内では毒となるのです。
では、何からカルシウムを摂ればいいの??
そんな疑問が浮かんでくるのではと思いますが、
意外とカルシウム源は豊富にあります。
カルシウムの量で見ると、牛乳よりも、野菜や海草に多く、
ヒジキ (同量で牛乳の14倍)
わかめ (7倍)
海藻、ゴマ (10倍)
切り干し大根 (5倍)
大根の葉 (2.5倍)
小魚や煮干し (22倍)
などです!!
あくまでざっと簡単にしか説明させていただきましたが、問題点は書ききれないくらい沢山あります
興味のある方は、インターネットで「牛乳」と検索してみてくださいびっくりするくらい色んな問題点が出てきます。
これほどまでに問題がありながら、なぜマスコミで危険性など取り上げないのかというと、色んな大人の事情があるようです
以上の理由から、私は(かつては大好きだった・・・)牛乳は長く口にしていません。
以前ご紹介したトランスファット もですが、自分だけなら良いかもしれませんが、後の世代の事など考えると本当に怖いなと思います。
あくまで私の個人の見解として参考までにしていただいたら幸いです
菊屋