カフェ「マメヒコ」 に、ここ1ヵ月、ほぼ毎日出入りしてる。
昼に渋谷店行って、夜に三軒茶屋店に行く日がたまーにあるくらい(笑)
中国茶のアイスも呑めます。最高です。
マメヒコにいると、自分が考えている理想のコミュニケーションが凝縮されているような気がする。
店員さんの受け答え一つや、テーブルに置かれたソルトに書かれた「タバコは外で吸うと美味しいですよ」のコピー、メニューの説明ひとつひとつがすごく何かが伝わる。とにかく「すごい」と思うわけです。
まず、店員さんの接客レベルの高さ。正直、名古屋マリオットと同レベルか、そのクオリティを保ちつつもっと人間味がある。ホテルマンの笑顔は、どこかつくられているような冷たさがあるけど(それでも一般的な店舗よりはずっといい)、マメヒコの店員さんは心から笑っていることが多い。
当たり前のことをきちんとやるのは、思いのほか難しい。
クッキーの空き瓶をもっていくと、80円バックしてくれたり、テイクアウト用のポットをきちんと置いてあってデポジットを払って持ち帰りできることとか、なんていうか、痒いところに手が届いている。
もちろん、これは多店舗展開していないからできることなのかもしれないけど、それにしてもすごいと思う。
で、なんでなんだろうとずっと疑問に思っていたんだけど、HPを見たらやっとわかった気がした。
「カフェはメディアの一つ」という考え方にすごく納得した。だから実現できるのかもしれないし、だから他の店とは異を画すのだろう。
いろいろ書いてあることに、すごく感動してしまった。
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変わることで、変わらないでいられる
渋谷でカフェなんかやっていると、変わることは当たり前なんですね。
昨日までここビルじゃなかったっけ。というところがあっという間に更地になり、
駐車場になり、また新しいビルになる。さすが渋谷です。
こういう場所で、しっかりとした店でいるには、逆説だけど、
変わり続けることだと思います。
変わり続けることで、変わらないでいられる。
変わるというのは、エネルギーのいることですけど、
それを続けなくてはならないと思います。
人生に解決などない
サンテグジュペリの言葉に
「人生に解決などない。あるのはただ、前進してゆく力だけだ。
それを生み出していかなければならない」
というのがあります。ほんとに、そうですね。
テレビが不自由と嘆くより、
たとえばカフェをやったり、芝居をやったり、
目の前にいるひとのために甘んじずやり続けていれば、
ずいぶんと遠回りかもしれないけれど、
いつか順番が来るかもしれません。
どんな仕事でも続けていればなにかがある。
続けることがなによりだと思います。
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もうどっちもそのとおり。
特に「変わり続けることで、変わらないでいられる」はまさにマーケティングに通じると思う。
環境は何もしなくても変わっていく。だからこそ、しっかりするために変わり続けなければならない。
全く関係がないけど、社長と会っていろいろ話を聞いてみたいと思った。インタビューしたい!
クルミドコーヒーの影山さんも、すごく話してみたい。
クルミドコーヒーも西国分寺市は遠いと思ってたけど、マメヒコの支店ならこれは行く!
マメヒコに行くと自分が大事にしているコミュニケーションとか、人と人との関わりとか、雰囲気つくりとか、なんかいろいろなことを思い起こす大事な場所。原点に戻る感じ。
しばらくはまだ通うだろうな。
ここまで深い想いでやっているカフェはそんなないですよね?出会えてよかった。