日本人の4人に1人が「頭痛もち」といわれるほど
多くの人が悩まされている頭痛
国際頭痛学会が公表している「国際頭痛分類」(世界共通)によると
①一次性頭痛
②二次性頭痛
③頭部神経痛、中枢性・一次性顔面痛およびその他の頭痛
の3つに大きく分けられています
OTC医薬品で対応できることの多いのは①一次性頭痛です
(②・③は医療機関での受診をお勧めします)
一次性頭痛(明らかな基礎疾患のない頭痛)は、さらに
1.片頭痛
2.緊張型頭痛
3.群発頭痛およびその他の三叉神経・自律神経性頭痛
4.その他の一次性頭痛
の4つに分類されますが、よくわかりませんね
田辺三菱製薬のサイトで東京薬科大 加藤哲太教授が詳しく説明されてました
「一次性頭痛」はとくに疾病などの原因がない頭痛で、いわゆる「頭痛もち」の人の頭痛がこれにあたります。主なものに、「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」などがあり、片頭痛や緊張型頭痛は、軽度なものであればOTC医薬品で対応できることもあります。しかし、群発頭痛は基本的に医師の診察を受ける必要があります。
片頭痛は脳の血管が拡張するときに血管の周りにある三叉神経を刺激することで起こるため、アルコールの摂取、入浴など、血管が拡張しやすい状況で現れやすいといえます。一方、緊張型頭痛は筋肉が緊張して締め付けられることで起こるため、長時間同じ姿勢でいる人やストレスがある人に多いといえます。このため、片頭痛の場合は頸部・頭部を温めると悪化しやすく、緊張型頭痛の場合はその反対に、温めると楽になる場合が多いのです。
なお、群発頭痛は片頭痛と同様に、血管が拡張することが原因と考えられていますが、片頭痛に比べて痛みが非常に激しく、激痛で涙や鼻水が出ることもあります。また、ある程度の期間、毎日同じ時間帯に発生することが多いのも特徴です。こうした症状は、医師の診察を受ける必要があります。
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と、いうことです!
当薬局では、「Rキソニン ください」とか「Bファリンありますか」と入って来られるお客様より
「頭、痛くって・・」とか「胃が荒れやすいんだけど・・」と相談されるお客様の方が多いですね
余談ですが、かき氷など冷たい物を食べた時にキーンと頭が痛くなるのは③頭部神経痛、中枢性・一次性顔面痛およびその他の頭痛 に含まれるそうです(アイスクリーム頭痛)でも、これはお医者さんに行く症状ではありません
ラブダイイチ東薬局 http://www.ody.co.jp/daiichi/