円形の虹(ブロッケン現象?) | 池袋駅北口の「ぐんまのやぼう」

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飛行機に乗るとずっと窓から外を眺めています。地上の景色・地形、雲、飛行機雲、そしてたまに見える他の飛行機、見飽きません。

前記事の富士山の写真を撮った日は離陸時は曇っており離陸するとすぐに雲海の上に出ました。雲海を眺めているうちに雲に色が着いているような気がしてきました。最初は気のせいあるいは窓ガラス(アクリル?)での屈折のせいと思っていたのですが、ずっと見えますし、目の位置をずらしても雲の上の位置はおんなじです。さらによく見ていると虹のようにも、それも円形に見えます。ただ、虹にしては半径が小さすぎるようです。不思議に思いながら写真を撮りました。

これが原画像です。ほのかに色が見えたのですが、この画像だと難しいかも。55mm(82mm)のレンズです。
池袋北口事情-9434org

彩度を上げてみました。これだと右下にはっきり円形の虹(外側が赤)が見えると思います。肉眼で見たときの感じに似ています。
池袋北口事情-9434

よく見えるようにトーンカーブを調整してみました。
池袋北口事情-9434tc

最初は虹だと思ったのですが、水滴の中で反射するときの入出射角の差を考えると円の大きさが小さすぎるようです(視半径は4°程度です)第一雨なんて降ってませんから (^^;;

いろいろ調べたら、ミー散乱が原因で起きるブロッケン現象というものらしいです。

「虹」の中心近くに機影のようなものが見えるのですが、単なる雲の切れ目かもしれません。

検索したら他にも記事にされている方がいらっしゃいました。この時期見えやすいのかも。

じゃーすこさんの「飛行機

クロサイさんの「ブロッケン現象

Wikipedia・ブロッケン現象

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