こんにちは

ツルカワです。

 

寒いですねー、今年は、いや今年も。

そんななかですが

ツルカワは一昨日

珍しく夫が土曜も休みだったので

電車で遠出を決行しましたよ。

 

電車に揺られること3時間くらいかな、

見えてきたのは、群馬・前橋。

そうここが旅の目的地。

 

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そして乗り込みましたのは

もうこちらのブログでは

「前橋といえば…」になりつつある

Gallery ArtSoupさん。

 

地方にありながら…というと

失礼かもしれませんが

作家さんとの連携の濃密さ、

あと、とにもかくにも発信力の強さでは

東京、いやどこのギャラリーにも引けを取らない空間。

 

学ぶべき場所がとっても多い。

また、考えさせられることも多い。

 

そんな場所です。

 

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そんなArtSoupさん、

現在は前橋中心部にある

商店街にあるのですが

 

今年、ここを閉じて

前橋駅近くに二度目の移転の予定。

それで、

いまの姿を目に焼き付けておきたくて

出かけていったわけです。

あと遠方にもかかわらず

何時もDMを置いてくださってるお礼に。

 

オーナーさんはコミュニティラジオの収録で

ご不在でしたが

作家さんでもある

スタッフさんはとても気さくで

いろいろお話させていただきました。

ありがとうございます。

 

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「いぬとねこ展」と「縁起だるま展」、

二つの企画展が開催中で

ゆーっくり堪能してきました。

 

ことにだるま展がおもしろいなあと。

群馬という土地ならでは、というところと

だるま、というキャンバスに繰り広げられる

表現の多彩さが。

特にスパンコールが敷き詰められた

キラッキラのだるま、見事でした。

 

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只今、ArtSoupさんは新店舗改築費用を

クラウドファンティングで調達すべく奮闘中。

(詳細↓)

https://faavo.jp/takasaki/project/2454

 

そのリターンが店舗での出展権だったり

買物券だったりと作家さんとお客さんに

大きくフォーカスしているせいか

すでに目標額は達成済とのこと。

でもまだまだ応援する方が

途切れないご様子。

 

それは

「新しい店舗でも面白いことしたい!見たい!」という

ファンが沢山いるということで

それも傍から見て居る身には、すっごいな、と思うのです。

 

だからArtSoupさんに行くと

帰り道はいつも

いろいろ考えてしまいます。

 

表現の場を作ること、ってどういうことか。って。

 

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ツルカワの個人的な感想ですが

ArtSoupさんが支持されているのは

作家さんへの間口の広さなのでは、といつも感じます。

それは毎回訪れるたびに思うことです。

いろんな作家さんが交差し

切磋琢磨することで放たれるエネルギー。

 

そこがツルカワを惹きつける

ArtSoupさんの大きな魅力です。

 

そこで省みて思うは

「ちいさな雑貨ギャラリー プラムツリー」を

今後どうしていこうかなということ。

それを揺れる列車の中でずーっと考えていました。

 

列車の旅は

ゆっくり考えに浸れるのと

空と大地の様々な表情を味わえるのが好きです。

 

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ツルカワが揺れているのは

自分の美意識をどこまで

自分のギャラリーに反映させていいのか、ということ。

【PlumTree】はツルカワが主宰する企画展だから

迷いはないのですが

 

持ち込み企画は殆どなく

自主企画の個展で繋いでいるこの初年。

 

まだまだ色と云うものがついていない段階ではありますが

このままいくと

ツルカワの気に入った表現ばかりが織りなされてしまう。

でも

少しでもツルカワが「いい」と感じる企画でないと

持ち込み企画は応じるのに抵抗があるのが正直なところ。

難しいなと思います。

 

電車の中で、うーんと唸っていたら

「まだ始めたばっかりだし

、いい意味でも悪い意味でも「うちの」ギャラリーなんだから

焦って決めることはないんじゃないかい」

と横の夫に言われ

「そうだねー」

と、とりあえずは考えるのやめよう、

頭でっかちになるから、と思考を止めたツルカワです。

 

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ただ、ひとつ思うことは。

こういうブログやTwitterなどを通して

「ツルカワ=ギャラリー主」である人間が

常々、どんなことを考え、どんなふうに表現に対してるか

それは表明というか、発信していくことは止めまい、と。

 

それで「色」がついてしまうのは

寧ろいいと。

 

これについては

いろんなお店やギャラリーがありますよね。

私的なことや世間話など

企画や展示の告知と関係ないことは

発信しないところ、も多いですよね。

というかそちらのほうが圧倒的多数かも。

無駄な色はつけないで

まっさらのイメージで表現者に場所を提供したい。

それも正しいと思うのです。

 

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でもツルカワは「こういう人間がやってます」と

知らせたいし

知ってほしい方、で。

それも

「知ってもらいたがりちゃん」

「自己アピールしたいちゃん」なわけではなく、

仕事として知らせたい。

 

前の記事にも通じますが

空間を預けるものとして、お預けする方には

どんな考えの人間がここを作ったかは、やはり知ってほしい。

そのうえで、がっちり組みたいなーと。

それも、発信力の一つだから。

 

そこは恐れずにいこう…。

 

そんな思考が巡り巡っているうちに

うつらうつらしてしまい

気が付けばもう大宮を過ぎて居ました。

 

あ、でも、いろいろ考えて

ひとつまた覚悟は固まったな。

やはり

いろいろ出歩いては刺激を受けるのが

ツルカワには必要なようです。

ArtSoupさんありがとう。

 

触れて見て、出逢って話して。

お金にはならなくとも

すべてがいま、そして明日を創る財産。

 

ツルカワでした。

 

 

 

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【PlumTree】第10回企画展募集要項
 
 
■タイトル■
「わたしたちの名は花もしくは実」
■開催期間・場所■
2018月9月8日(土)から9月16日(日)
(中1日休廊の8日間)
ちいさな雑賀ギャラリー プラムツリー
(神奈川県相模原市 東林間)
■作品テーマ■
【 Plum Tree】の企画展は今回で記念すべき10回目。
キャリア、ジャンルにこだわらず、
一期一会のメンバーで表現の場を作り上げようと試み、
ここまで歩いて来れました。

その経験から、すべての作家さんは可能性の所有者であると思っています。

今回のタイトル「わたしたちの名は花もしくは実」はそれを表したものです。
これをお読みになっておられる方は、
すでにハンドメイド作家として花開いている方、
またはまだまだ蕾の方、様々な作家さんが居ると思いますが、
ひとは可能性の塊であることには変わりません。

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そこで今回は花や果実といったモチーフに託して、
作家さんの可能性を詰め込んだ花園もしくは果樹園を作り上げたいと思います。
花や果実そのものでなくとも、タイトルからインスピレーションを得た作品でも構いません。
いつもながら、絶対に作品が売れます!という
お誘いはできませんし、誰が来るかも知らない、
住宅街のなかのちいさなギャラリーではありますが、
どうぞあなたの作品で【 Plum Tree】の記念すべき展示を彩ってください。
 
■募集人数■
5~7名程度
■参加費■
4000円(DM作成費込)
■販売手数料■
30%
■参加条件■
・テーマに沿ったオリジナルのハンドメイド作品、イラストレーション作品であること。
ジャンルは問いません。
・パソコンでのメールのやり取りが可能であること。
・まず売らんかな、ではなく、
「ハンドメイドでひととものをつなぐ」という【Plum Tree】の理念を
なんとな~くでもご理解いただけていること。

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★その他の参加条件、応募方法などは
もしくは
ギャラリーHP https://www.plumtreegallery.com/ の募集要項ページをご覧下さい。
よろしくお願いいたします。
 
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