こんにちは

ツルカワです。

 

今日はようやく

このブログの主題のほうに戻り

ギャラリーで只今開催中の

高橋まや(イラストレーター)さんの

個展「高橋 まや の“ひとり実験室” East Forest Laboratory」

の様子を

お届けしますね。

 

 

一歩ギャラリーに足を踏み入れた瞬間、

「?」となりました。

 

で、次の瞬間

「!」となりました。

 

驚いたのです。

それまでのツルカワが手掛けた

プレオープン・オープニング展示とは

全く異なる空間が広がっていたからです。

 

ですから

まず作品のすばらしさに見惚れる前に

空間がまさに

「高橋まや色」に染まっていたことに

感嘆しました。

 

 

そうしてさらに

この壁面はこういう使い方もあるのか!

とか

なるほど棚の作品にはこうすれば光が当たるのか!

ツルカワでは思いつかない

ディスプレイや什器の使い方に驚いたり…。

 

その「!!!」が収まってから

ようやく

ひとつひとつの作品に

目を配る余裕ができました。

 

 

 

高橋まやさんの作品は

主に美人画なのですが

その女性たちの、たおやかで

また、あでやかな表現が

ひとつひとつの作品から

匂い立ってくる。

 

そのよい匂いが満ち満ちた

ギャラリー内。

どこを見ても

そこにいる女性と目が合い

微笑みかけられる。

 

それはほんとうに貴重且つ素敵な体験です。

ぜひ多くの方に観てほしいと

思いましたし

また、この自分のギャラリーで

こんな味わい深い展示を開いてくださっていることに

感謝するばかりです。

 

 

 

レジ台に目を向ければ

そこは完全な高橋まやさんのアトリエになっていて。

いや、アトリエではないですね。

タイトル通り

「実験室」の様相ですね。

 

この小さな空間で

試験管を覗き

フラスコをアルコールランプで沸かし

なにか薬を調合するような…

そんなイメージが頭に浮かびます。

 

そう、調合しているのです

高橋さんは。

自らの絵という表現を。

 

高橋まやさんが

この展示を「東林間実験室」という

フレーズで表したことに

思わず深く頷いたツルカワです。

 

面白いなあ

ひとの想像力って!

 

 

 

そんな体験を味わえるのも

今日から会期後半。

あと3日間のみの実験室です。

 

ぜひひとつひとつの作品の「匂い」を

少しでも多くの方に感じに来てほしいです。

 

 

 

原画に触れる楽しさはもちろん

それらを生かした雑貨類も充実。

 

そこに高橋まやさんと云う存在が加わった

この実験室

どんな方でも楽しめるのではないでしょうか。

 

さあさあ、みなさん

この週末はぜひ、東林間散策のコースに

ちいさな雑貨ギャラリー プラムツリー

入れてみてくださいませ。

 

実験室の扉は

12時から18時まで開いてます。

 

お待ち申し上げます。

ツルカワでした。